SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

IPA、「IPAなりすまし攻撃」についての詳細分析レポートを公開

 企業や特定団体になりすましたメールでマルウェアを配布する攻撃が、ソーシャルエンジニアリングの手法を取り入れ巧妙になってきている。こうした背景を受けて、IPAでは攻撃を詳細に分析し、その対策をまとめた資料を公開した。

 特に、2008年4月16日に確認されたIPAなりすまし攻撃(マルウェアを仕込まれたPDFがIPAを騙る何者かによってメール配布された事件)について詳しく分析している点が特徴だ。レポートは全8ページで、IPAのサイトからダウンロードできる。

 レポートでは、メールのフォーマットやシグネチャなどが精巧に偽造されていることや、ユーザーの興味をひくような注意喚起の形式をとっていることを指摘。簡単には不正なものか見分けがつかないとして、セキュリティ関連のメールでも注意が必要だとしている。

 エンドユーザーに対しては、OSの脆弱性を狙った攻撃が多いことを踏まえ、セキュリティアップデートの実施や、OSが備える防衛機能の利用、PDFのJavaScript機能の無効化などを呼びかけている。

 また、管理者に対しては、プロキシサーバーのログ分析や、認証つきプロキシサーバーの導入などを勧めている。資料には、攻撃に利用された手順やポート番号、悪意のあるドメイン名などの情報も記載されているので、担当者はチェックしておくとよいだろう。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/1200 2009/02/06 17:57

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング