2日、NECは、自社の基幹システムを大幅に刷新するプランを発表した。プランの骨子は、グループ企業を含む業務システムの見直し(BPR)、自社クラウドサービスによる業務の効率化、自社クラウドのミドルウェアをExpress 5800およびWindows Server 2008、SQL Server 2008ベースで構築となっている。NECはシステム刷新によって社内システムのTCOを2割以上削減するとしている。


 NECは、経営のスピードアップ、業務効率化、TCO削減を目的とした自社基幹システムの全面刷新することを発表した。

 刷新の対象はNEC社内だけでなく国内外のグループ企業も含まれ、販売、経理、資材調達など間接部門すべてだという。新システムは2010年4月に経理部門、2011年4月に販売・購買部門でのサービスインを予定しており、新システムによるTCO削減を2割以上としている。

 販売・経理などの基幹業務は、BPR(Business Process Re-engineering)によってグローバルに適用可能な標準プロセスを開発する。ビジネスモデリングにはARISを適用し、SAP ERPを標準システムとするそうだ。

 また、自社のデータセンターを利用したクラウドサービス提供基盤の構築もプランに含まれている。将来的なITシステムの統合化を見据え、アプリケーションやサービス提供基盤を国内のデータセンターに集約設置し、バックアップなども行う。このクラウド基盤により、国内外のグループ企業や部門間の情報共有や連携を強化し、システムの運用コストも削減する。

 新システムと自社クラウド基盤のために、同社の「Express 5800/ECO CENTER」などのサーバー、ストレージ製品をベースに、クラウド向けのミドルウェアの開発、仮想化システムの管理ミドルウェアの開発などを行うという。システムソフトウェアにはWindows Server 2008、SQL Server 2008をベースとして採用する。

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