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実務経験者のためのPMP合格講座

実行プロセスのポイント

第7回 プロジェクト経験とのギャップを踏まえてPMBOKを勉強する(その5)

プロジェクトマネジャは、実行プロセスでプロジェクトチームが最高の業務遂行能力を発揮できるようチームを育成しなければなりません。しかし、プロジェクトチーム内には、必ずといってよいほど対立が生じます。  

 実行プロセスでプロジェクトマネジャは、プロジェクトチームが最高の業務遂行能力を発揮してプロジェクトの目標を達成するよう、チームを育成しなければなりません。しかし、多くの人の集りであるプロジェクトチーム内には、必ずといってよいほど、対立が生じます。そして、時にはその対立がプロジェクト進捗の妨げになることもあります。

 実行プロセスのポイントは、このチーム育成と対立への対応方法だと考えられます。
 まず、チーム育成から見ていきます。

[1]チームを育成する

 チーム育成の目標は、次の3点にあります。

  1. チームメンバの知識とスキルの向上
  2. チームメンバ間の信頼と合意の意識改善
  3. ダイナミックかつ結束したチーム文化の創造

 この目標達成には、人間関係のスキル、メンバーのトレーニング、チーム形成活動、表彰と報奨制度、コロケーション(1か所で仕事をする)などが、大変有効だといわれています。

[2]チームの発展段階

 しかし、チームが発展していくためには、必要なステップがあります。タックマンは、チームが発展するには、5段階のステップを経る必要があるとした、タックマンモデルを提唱しています。

プロジェクトのイメージ


 状況により滞ったり、ステップを飛ばしたり、逆戻りしたりすることもありますが、通常は、時系列に経過します。

次ページへ続く

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[3]効果的なチーム構築は?

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この記事の著者

青栁 次男(PMP)(アオヤギ ツギオ)

株式会社タリアセンコンサルティング 代表取締役
1966年早稲田大学第一商学部卒業。1967年日本航空入社。システム開発部門にて、旅客予約管理システムをはじめ、整備、運航、一般管理等、システム開発に従事。また、国内初の海外オンラインリアルタイムシステム開発を担当。
1998年タリアセン設立に参画...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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