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IaaSでWindows環境を利用するならOracle Cloudが安い!

2016/10/20 06:00

PaaSのデータベースを利用するメリット

谷川:ところでアプリケーションはIaaSで、データベースはPaaSでという組み合わせは、すべてをIaaSで動かすよりもメリットはあるんですか?

大田:PaaSならデータベースのインスタンスを迅速に立ち上げられるメリットがまずあります。もう1つ大きいのは、従量制でデータベースを利用できるところでしょう。Database Cloud ServiceではIaaSのようにデータベースのライセンスを別途クラウドに持ち込む必要はありません。Oracle Databaseのライセンスを意識せずに利用できるのです。もちろん利用料にはサポート費用も含まれています。

 Oracle PaaS と一般的なクラウドサービスの違い
Oracle PaaS と一般的なクラウドサービスの違い

谷川:なるほど、データベースをPaaSにすればさらにコストメリットを感じられると。じつは、昨年、Oracle Database Standard Editionのライセンス変更があった際に感じたのですが、OracleとしてはStandard Edition One(SE1)を利用しているようなカジュアルなデータベースユーザーは、PaaSのDatabase Cloud Serviceへの移行を強く薦めるのではと思っていました。ところがそのようなメッセージが、Oracleからは明確に出てこない。ちょっと不思議だったんですが?

大田:そういうメッセージを強く出せなかった理由の1つが、あの時点ではIaaSでWindowsをサポートしていなかったのです。IaaSでWindowsが正式にサポートされたのは2016年の4月からです。SE1を利用している場合にはアプリケーションがWindowsで動いていることも多く、そういう環境の移行先にOracle Cloudを選択してほしいと言いにくかったのです。

 今ではSE1を使っているのならば、次の環境としてPaaSを1つの選択肢にして欲しいと明確に言えます。このSE1からPaaSへの移行については、出遅れを挽回するために、ISV営業部隊でも積極的に活動しているところです。

クラウド化でビジネスに付加価値を提供する提案を

谷川:ところでOracle Cloudを広く使ってもらうには、Oracleのパートナーの存在も大きく影響するのではと思います。現状、パートナーのOracle Cloudへの理解が今ひとつ進んでいないようにも思えるのですが。

大田:たしかに、私がパートナーと話をしていてもOracle CloudのIaaSでWindowsが利用できることを知らないこともあります。そのため、オンプレミスで.NETを使ってアプリケーション開発をしていたようなISVでは、アプリケーションをクラウド化するのにOracle Cloudは使えないと諦めていたようです。

 今では、Oracle Cloudでの.NETによる開発も何ら制限はありません。むしろミドルウェアのOracle Data Provider for .NETを使えば、OracleでチューニングしているのでMicrosoftが出してるドライバーよりも性能が良くなっています。

 さらには、オンプレミスで開発して、クラウドにデプロイすることも簡単です。そういった使い方をする際の技術情報ももちろん提供しています。その上で価格的にも優位性があるので、.NETを利用しているならば是非ともOracle Cloudを活用してもらいたいです。

 また、クラウド化した際に十分なパフォーマンスを発揮するのにどうしたらいいのかといった技術的なサポートをする部隊も用意しています。さらに技術情報を提供するだけでなく、アプリケーションの内容やアーキテクチャを理解した上で、もっとも良いクラウド化の提案を行っています。たとえばクラウド化をする際に、Oracle Database 12cの機能を使ってマルチテナント化する提案も行います。マルチテナント機能を使うことで集約度を上げることができ、結果的にサービスの利益率を上げることにつながる場合もあります。さらには、クラウドに蓄積されるさまざまなデータを分析し、新たな付加価値のあるサービス展開なども提案しています。

 このあたりは、Oracleがこれまでエンタープライズ領域で多数のビジネス経験してきたからこそであり、そのノウハウをクラウドでも提供してビジネス価値のある提案ができると考えています。これは、Oracleならではで他社にはなかなか真似のできないところでしょう。

谷川:安価なクラウド環境を用意し技術情報を提供するだけでなく、クラウド化することで新たな付加価値を得られるようにする。そういう提案をOracleはすると言うことですね。価格比較ではなく、ビジネス価値も含め提案できるところにOracle Cloudの強みがあると。これが市場で理解されれば、Oracle Cloudの利用拡大も加速しそうですね。

大田:もちろん単純な価格比較でも、Oracle Cloudを選ぶメリットは十分にありますから!

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 「Software as a Service(SaaS)」「Platform as a Service(PaaS)」「Infrastructure as a Service(IaaS)」という3つをカバーしており、さらにOracle Cloudを自社データセンター内に配置する「Oracle Cloud Machine」もあります。本資料では、それぞれのサービスの特徴を解説。Oracle Cloudの全貌がわかる資料です。ぜひご一読ください!



著者プロフィール

  • 谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

    EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーター ブレインハーツ取締役。AI、エキスパートシステムが流行っていたころに開発エンジニアに、その後雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダの製品マーケティング、広告、広報などを経験。現在は、オープンシステム開発を主なターゲットにし...

  • DB Online編集部(ディービーオンライン ヘンシュウブ)

    DB Online編集部 翔泳社 EnterpriseZine(EZ)が提供するデータベース/データテクノロジー専門メディア「DB Online」編集部です。皆様からの情報お待ちしています。 Twitter : https://twitter.com/db_online Fac...

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