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60秒でできる!Microsoft Excel Tips集

【Excel Tips】勤務時間の合計を求めるには?

勤務管理などの時間にまつわるTips(4)


タイムシートなどで勤務時間の合計を求めるときに、正しく時間が表示されないことがあります。本稿ではこのような場合の対処方法を紹介します。

概要

 数値の合計を求めるには、オートSUMボタンをクリックし、対象となるセル範囲を指定するだけでOKです。

 しかし、オートSUMボタンを使って時間の合計を求めようとしても、以下の図のように「13:00」などと表示されてしまって困ったことはありませんか?

勤務時間の合計が正しく表示されていない画面
勤務時間の合計が正しく表示されていない画面

 実は、計算対象が時刻の場合、1日24時間で割り切れる値は表示が省略されてしまいます。このため、24時間に達するたびに「0:00」にリセットされているように見えるわけです。

 この問題を解決するためには、24時間を越えても値をそのまま表示するように、セルの書式設定を行なう必要があります。

 本稿では、セルの書式設定のユーザー定義を使って、合計勤務時間を正しく表示する方法を紹介します。

操作手順

  1. サンプルファイル「sample.xls」を開きます。
  2. 勤務時間の合計を求めるセル(F33)を選択し、[書式]-[セル]を選択します。
    F33セルを選択し、[書式]-[セル]を選択
  3. [セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]タブを開きます。
  4. [分類]ボックス一覧から「ユーザー定義」を選択します。
  5. [種類]ボックスには、時間を繰り上げないために「h」を[]でくくり、「[h]:mm」と入力して、[OK]ボタンをクリックします。
    セルの書式設定
  6. 合計勤務時間が正しく表示されました。
    合計勤務時間が正しく表示された画面

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この記事の著者

小濱 良恵(コハマ ヨシエ)

Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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