GMOサイバーセキュリティ byイエラエは2025年10月6日~7日の2日間にわたり、GMOインターネットグループ第2本社(東京都渋谷区)にて、陸上自衛隊高等工科学校 システム・サイバー専修コースの生徒約60人に向けたサイバーセキュリティ教育を実施した。
同プログラムでは、最新の技術動向を踏まえた教育として、基礎的なサイバーセキュリティ講習と、脆弱性の仕組みを学ぶハンズオン形式の演習を提供したとのことだ。
陸上自衛隊高等工科学校 システム・サイバー専修コースについて
「宇宙・サイバー・電磁波」といった新たな領域での防衛力強化が喫緊の課題となり、専門的な知識を持つ人材の育成が急務となっている。防衛省・自衛隊ではサイバー防衛人材の育成を強化しており、その一環として陸上自衛隊高等工科学校は2021年4月に「システム・サイバー専修コース」を新設した。
同コースでは、情報通信技術や発展的な数学の知識を修得し、将来のサイバー防衛およびシステム関連業務を担うリーダーの育成を目的としているという。
実施概要
- 日時:2025年10月6日~7日
- 場所:GMOインターネットグループ グループ第2本社 GMO Yours・フクラス
- 対象:陸上自衛隊高等工科学校 システム・サイバー専修コース生徒約60人
- 実施内容:サイバーセキュリティ基礎講習(座学)、脆弱性の仕組みを体験的に学ぶハンズオン演習
- 講師:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ 大鐘博子氏、熊坂駿吾氏
実施内容の詳細
1日目
リスク管理の考え方、パスワード管理策、インシデント事例とその原因、サイバーセキュリティに関連する法規と求められる倫理観、サイバーセキュリティに関連する仕事を紹介したという。講師自身の体験談や具体的なサイバー攻撃事例を交え、生徒がサイバー攻撃の手法や脅威、関連法規などをより身近な問題として理解できるよう工夫したとのことだ。


2日目
生徒たちはGMOサイバーセキュリティ byイエラエが開発した学習用のWebサイトに対して、基礎的な脆弱性に対するハッキング演習を行ったという。これにより脆弱性の仕組み、攻撃者に悪用された場合のシステムへの影響、および適切な対処法を実践的に学んだとしている。

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