「CIOが果たすべき役割」連載一覧
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2022/04/20
CIOにしかできない未来志向での「情報武装」 5年後、10年後を見据えた情報システムをどう描く?
これまで4回にわたって、DX時代にCIOが抱えるさまざまな課題について述べてきた。連載を通して、CIOに求められる役割が広範なことをあらためて認識いただけたと思う。最終回となる今回は、その中でも優先すべき役割について述べよう。
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2022/03/24
トップの漠然としたイメージで混乱する現場 情報システムでどうしたいのか、社長とのすれ違いを避けるには
CIOがカバーすべき範囲は、現在では広範囲に及ぶ。情報戦略(現在はさらにビジネスよりになったDX戦略)の立案・実行から、全社のシステム間のネットワークトポロジー・アーキテクチャの構成、個々のシステムについての企画~開発~運用~更新。そして、それらをうまく実行するための組織づくりと人材の育成などを、整合性を取りながら考えなくてはいけない。どれか一つだけ上手くいけば良いというものではなく、すべてのポイントで優等生であることが求められる。当然ながら、そんなにうまくいくものではなく、失敗することも少な...
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2022/02/28
情シスを悩ますジレンマは「廉価版ビジネス」で解決を目指せ 現実的なDXのヒントは“ahamo”にあり
連載第1回では、情報システム部門が抱える課題について探り、第2回では、ビジネス部門が抱える課題について話した。今回は、両部門が抱えるジレンマをどのように脱するかについて考えていきたい。
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2022/01/21
なぜ情シス部門とビジネス部門は折り合いがつかないのか 時代と環境の変化で求められている在り方とは
連載第1回では、DXが進まない理由の一つとして、情報システム部門が抱える課題について深掘りした。今回はもう一つの理由、ビジネス部門が抱える課題について解説する。
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2021/12/14
「仕様がわからない」社員たち 情シスのDXはレガシーシステムから“人と金”をはぎ取ることから始まる
2018年秋に経済産業省が『DXレポート』を発表して以来、DXは多くの企業で喫緊の課題となっている。しかしながら、それから3年が経過したものの、多くの企業でDXはまだ進んでいないといわれている。もちろん、企業ごとに事情はあるだろうが、共通している課題も多い。本連載の第1回では、情報システム部門の立場から、DXが進まない理由を整理していく。
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2021/12/01
「DXが進まない企業は経営層の理解不足」DX請負人 兼安暁氏が考える“DXに欠かせない人物像”とは
日本企業のDX推進が高まる一方、様々な課題感を持つ人は多い。その状況下、DXを成功へと導く鍵を握る人物として、トップであるCEOやDXを推進するCDOとともに、CIO(Chief Information Officer)の存在が注目されている。欧米と比べると日本ではまだまだ浸透していないポジションだが、どのような役割を担うべきか、またなぜDXにおいて重視されているのか。12月からスタート予定の連載「CIOが果たすべき役割」の著者であり、あらゆる業界・業種のDX推進の経験を持つ、DN Techn...