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Db2エンジニアの仲間がもっと増えてほしい!

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「Db2でリレーショナルデータベースの基礎を学んだ」(新田氏)

谷川氏:先ほど齊田さんからもコメントがありましたが、Db2はほかの商用リレーショナルデータベース製品と比べると、エンジニアの数が相対的に少ないですよね。そのことで肩身が狭い思いをしたことなどはありますか?

新田氏:私はもともとDb2でリレーショナルデータベースの基礎を学んで、その知識をほかの製品にも生かしてきたので、Db2だから肩身が狭いという感覚を持ったことはないですね。

佐藤氏:私はよく社外のデータベース関連の勉強会に参加するのですが、そこで「Db2を使っている」という人に出会ったことは今のところないですね。やっぱり「仲間が増えて欲しい」という思いはあります。

齊田氏:私の勤務先では今、「これからはDb2のエンジニアを増やしていく」という方針を打ち出していて、そのために上からの依頼で毎月社内でDb2の勉強会を開いています。主に若手エンジニアを対象に、Db2のいいところをレクチャーしているのですが、やはり仲間が増えるのはうれしいですね。

佐藤氏:そうですね。私は主に社外に向けて、Db2の情報をQiitaで発信しているのですが、こうした草の根的な活動を通じてDb2のユーザーが増えてくれるといいなあと思っています。あとは、日本語で書かれた入門書的な位置付けのドキュメントや書籍があると、Db2のハードルがぐっと低くなるのではと常日頃思っています。

三森氏:そういう情報発信を、われわれパートナー企業が主体となって行うのもアリですよね。例えば「Db2でこんなことをやってみました!」なんて企画を、場合によってはIBMさんに支援も仰ぎながら、パートナー企業が独自にコンテンツ化して発信していけば、多くの人にDb2をより身近に感じてもらえるようになるかもしれません。

齊田氏:以前はIBMの方が中心になって、独自に勉強会を開いていただいて、私たちのようなDb2エンジニアが一堂に会したこともありました。あれは個人的にとてもいい経験になったので、また似たような場を作れるといいですね。

大月氏:現在はDb2 User Networkという定期的な技術者コミュニティを開催していますので、ぜひノウハウや技術情報の共有の場として利用していただきたいです。

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この記事の著者

吉村 哲樹(ヨシムラ テツキ)

早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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