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分析もクラウドの時代、「SAS Cloud」でDXを加速

SAS Cloudの2つの選択肢、3つのサービスメニュー

 まさにDX、ニューノーマル時代に対応できるSAS Cloud、SASは「Hosted Managed Services (ホステッドマネージドサービス)」と「Remote Managed Services(リモートマネージドサービス)」の2つの選択肢を用意している。

Hosted Managed Services

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 Hosted Managed Servicesはインフラ環境、インフラ環境の保守・運用を含めてSASが一括で行うサービスだ。SAS以外で既に使用している他のクラウド環境、オンプレミスにあるデータウェアハウス環境などとの連携もできる。

 「SAS管理のリソースやスキルがない、IT部門の負荷を軽減したい、実証済みのシステムが欲しいといったお客様に最適です」と檜皮氏。ハードウェアの専門家、ソフトウェアの専門家など、各分野のエキスパートで構成された専門チームが対応し、99%の稼働率保証がつくサービスだ。

Remote Managed Services

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 Remote Managed Servicesは、顧客がインフラ環境を準備するという点が大きく異なる。既に契約済みのクラウド環境や投資した既存のデータセンターを使い続けたいが、SASアプリケーションの管理はSASに一括で任せたいなどのニーズを満たすものとなる。クラウドの準備ができていないがすぐに現状の課題を解決したいといったケースでも、有効な選択肢だという。

 SASのアップデートや保守・管理はSASの専門家が行い、SAS稼動についても24時間365日体制でモニタリングする。SASの稼動に異常が発生しそうな予兆があれば事前にアラートするなど、事業運営への悪影響を最小限に抑制する。インフラは顧客側の準備となるが、「お客様が契約しているIaaSプロバイダーや社内のIT部門と連携して対応する」という。

 Hosted Managed ServicesとRemote Managed Servicesは「Managed Application Services」に分類されるが、SAS Cloudソリューションにはこの他にも「Software as a Service」と「Consulting Service」があり、合計3種類のラインナップとなる。

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 Software as a Serviceは、日本でも実績のあるSASのデジタルマーケティングソリューション「CI 360」、SASやPython、Rなどを用いて予測モデルを作成する環境をサービスとして提供する「SAS Machine Learning」がある。

 Consulting Servicesは名称の通りコンサルティングサービスだ。ここでは、顧客のビジネスに関連するデータをSASが預かり、SASの分析者やデータサイエンティストが分析を行ない、得られた結果をアウトプットとして提供する「SAS Results」と「Advisory Services」を用意する。SAS ResultsはResults as a Service(リザルト・アズ・ア・サービス;RaaS)とも言われているという。

 SASのアナリティクスを使いたい場合、Managed Application Services(Hosted)、Managed Application Services(Remote)、Software as a Service、SAS Resultsから選択することになるが、それぞれニーズや目的により最適なソリューションを選ぶことになる。

 たとえば、「ハードウェア、ソフトウェアは不要で分析結果だけが欲しい」となるとSAS Results、「データをオンプレミスや自社が管理するクラウド上に保管したい」場合はManaged Application Services(Remote)が最適、と檜皮氏は説明した。

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オンプレミス環境からSAS Cloudへ、2ステップで移行

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この記事の著者

末岡 洋子(スエオカ ヨウコ)

フリーランスライター。二児の母。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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