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多彩な技術力と強い探究心で顧客の課題を解決するタニウムのエンジニアの働き方とは

タニウムのエンジニアは名探偵。強い探究心を持つ人に最高の職場

 小林氏は、顧客に具体的なソリューションを提案し、課題が解決できると顧客が確信した時に、TAMとしてのやりがいを感じている。「タニウムを活用するとエンドポイントの情報をリアルタイムに見られるのですが、数十万台規模のエンドポイント環境でもどんなプロセスが動作しているかなど、つぶさに確認できます。例えば、お客様の環境でセキュリティインシデントの疑いがあった場合に、その原因と影響範囲を即座に調査できることを示すと、『こんなことできるの?』と驚かれます。エンドポイントから取得できる情報は自由にスクリプトを活用しカスタマイズが可能なため、お客様固有のニーズに対しても柔軟に対応できます。それを実演して即座に情報取得できることをお見せすると『これはすごいね』と評価をいただけることが多いです」と小林氏は語った。

Tanium Core Platformのスピード感を支えるのは、同社の特許技術「タニウムプロトコル」を用いて実現する「リニアチェーンアーキテクチャ」。リニアチェーンは、エンドポイント同士がLANでチェーン状につながることで、感染元の検知も対処も伝達がスピーディーになる。リモートワーク下でも、Tanium Zone Serverがインターネット経由で端末を直接制御可能で、社員が扱う全エンドポイントを包括的に管理できるという

 社内にはどんなスキルを持ったエンジニアがいるのだろうか。タニウム製品は、顧客のすべてのエンドポイントを一元的に管理するため、WindowsやLinux、Mac、ハイパーバイザーなど、さまざまな環境に精通する必要がある。加えてネットワーク機器やソフトウェアの知識、サーバー運用管理、サイバーセキュリティ、スクリプティングなど広範囲な知識や経験が求められる。とはいえ、入社する全員がすべての分野に精通しているわけではなく、自分の強みを活かしお互いを補完し合う環境が整備されている。何らかの得意分野を持ち、業務を通じて技術の幅を広げたいという思いを持っている人を求めているとも言える。

 エンドポイントセキュリティ分野に初めてチャレンジした栗田氏は、サイバーセキュリティに関して入社当初は不安ではあったものの、各種トレーニングにより着実にスキルが身についていると語る。グローバルの正規トレーニングとは別に、日本チームのエキスパートたちが、社内向けの手厚い勉強会を設けている。シナリオベースの攻撃手法とその解決策など、コンテンツも充実している。座学だけでなく、手を動かす参加型の勉強会もある。小林氏は「いろいろな手強い攻撃手法の解析問題が出題され、チーム対抗で解く社内の競技会がありました。私も参加したのですが、とても面白いです。みんな優秀で負けず嫌いな人が多いので白熱し、期限ギリギリまで競い続けていました」と述べた。

 タニウムのエンジニアには、技術だけでなくどんなマインドが求められるのか。栗田氏は「あるお客様より『タニウムのエンジニアは探偵みたいだ』とのお言葉をいただいたことがありましたが、本当にそう思います。問題の原因を予測して調べていく、根気がいる仕事だと思っています。周りにプロフェッショナルなエンジニアが多く在籍している中で、力を借りることはできますが、自分で対応するという諦めない心が大事です」と述べた。

 小林氏に聞くと、顧客の本質的な課題や要求を引き出し、理解し、顧客目線で提案できることが重要だと語った。栗田氏も同じように、「お客様によっては、短期間で結果を求められるケースがあり、クオリティを重視しながらお客様のニーズにできるだけ早く応えたいという気持ちは必要だと感じています」と、顧客に寄り添う姿勢の必要性を述べた。

 顧客目線のマインドと幅広いITスキルが求められるタニウムのエンジニア。スキルアップの機会は十分に用意されているので、問題解決に対する意欲が高く、探求することが好きな人に向いているのではないだろうか。最後に今後の展望について2人にきくと、次のようなコメントをもらった。

 栗田氏「やはり自分の知らない技術を習得していくことは続けていきたいです。タニウムではエンジニアそれぞれに検証用の環境が与えられます。全ての機能を自分の検証環境で利用できるので、いつでも、どこまでも調べることができます。機能や動作に違和感があれば、徹底的に調べ切っていきたいですし、タニウムはそれができる環境です。もちろん周りの方の力を借りることも可能です。今後はお客様や同僚から『あなたに任せてよかった』と言っていただける存在になりたいと思います」

 小林氏「私たちのミッションは、お客様がリアルタイムにITを管理して、サイバー衛生管理を実現するためのお手伝いをすることです。これにより日本企業のサイバーセキュリティのリスクを軽減し、ビジネスに貢献できると考えています。お客様の現状の課題を解決するだけでなく、日本のすべてのお客様にこの考え方をもっと広め、お客様のビジネスの成長に寄与したいと思っています」

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...

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