SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine Press

新たなスタートを切ったsinsai.info/オープンなコラボレーションを被災地とも

モデレーター人材の不足

もうひとつの課題として、サイトの要となるインシデント情報を入力・管理するデータ班、とりわけ情報を承認するモデレーターにかかる負荷が挙げられた。

sinsai.infoでは、Twitterに流れている情報をハッシュタグなどでフィルタリングして取り入れているが、真偽のわからないツイートをそのままではなく、人の目で確認してから掲載している。これよってメディアとしての「質」を担保し、他の情報集約メディアとの差別化が図られている。

人手不足をどう解決するか?

このため、ツイートをレポート化する作業と、そのレポートを承認して公開させる作業という2段階の手順を経ている。この承認作業に時間がかかり、現在でも未承認のレポートが非常にたくさん残っているという。

レポートを承認する人をモデレーターと言い、レポートの入力に慣れ、情報の真偽を見極められる人がこれにあたる。データ班として参加したボランティアは延べ250人になるが、うちモデレーターは20名ほどで、圧倒的に人手が足りていない。

継続的にボランティア作業を続けてもらい、人材を育て、承認する人を増やすことが求められている。sinsai.infoにボランティアとして参加するには、「サイト制作ボランティア」のコーナーを参照し、「ボランティア申し込みフォーム」からエントリする。

次のページ
新しいスタート

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

毛利勝久(モウリカツヒサ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/3168 2011/05/27 07:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング