「国産」に関する記事
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2016/06/13
PostgreSQLを誰でも使いこなせるようにするために富士通がしていること
企業システムで、PostgreSQLなどのOSS(オープンソースソフトウェア)データベースを採用する企業が増えている。しかし、コミュニティ版である“素のPostgreSQL”をビジネスで本格的に使いこなすのは簡単ではない。ソースコードに踏み込んでいける技術リソースやノウハウの確保が導入のポイントとなるが、そういった技術リソースがなくてもPostgreSQLを使いこなすためには、いったいどうすれば良いのだろうか。企業システムへのデータベース導入を数多く手掛ける富士通株式会社の佐野哲也氏に話を聞い...
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2016/06/01
「PostgreSQL」 使いこなしの極意――OSS共通の課題を乗り越える
OSS(オープンソースソフトウェア)のデータベースであるPostgreSQLへの関心が高まっている。しかし、コミュニティ版である“素のPostgreSQL”を使いこなすのは難しい。企業システムで利用しようとすれば、サポート面が不安であったり、信頼性や可用性の確保がままならなかったりするからだ。これはPostgreSQLだけの問題ではなく、OSSを企業が活用する際の共通課題かもしれない。この解決には、OSSの扱いに慣れたパートナーを見極め、彼らとどう付き合うかが鍵となる。
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2016/05/27
SQL制御のスペシャリストが教える「難ミッション」両立のヒミツ―日立製作所 白木晶子さん
高い信頼性で知られ、ミッションクリティカル領域で豊富な実績を誇る国産データベース製品「HiRDB」。その心臓部ともいえるSQL制御コンポーネントの設計開発に長年携わっているのが、日立製作所(以下、日立) ICT事業統括本部 DB部 技師の白木晶子さんだ。白木さんはまた、3児の子育てに日々奮闘する母としての顔も持つ。「DBプロ」と「DBママ」。この2つの難ミッションを、白木さんはどうやって両立させているのだろうか?
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2016/01/28
顧客視点に立てば、「コンタクトが少ないサポートでありたい」 ―アシスト 大野高志さん
今回登場いただくのはアシストのサポート部隊として活躍する大野高志さん。当初の希望に反して配属されたサポート。「そもそもサポートって何をするの?」と困惑したものの「結果的に天職だった」と話す。アシスト サービス事業部 サポートセンター2部 大野高志さんが考えるサポートのあり方とは。
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2015/12/04
ママは何でも知っている―3度の出産で実現する、女性エンジニアの新しい働き―日立製作所 山北じゅんさん
日立製作所(以下、日立)が開発・提供するミッションクリティカル向けデータベース製品「HiRDB」の設計開発から情報発信まで幅広い仕事に長年にわたり携わってきた山北じゅんさん。実は3人のお子さんの母親としての顔も持つ。女性エンジニアのフロンティア世代として、子育てと仕事をどのようにバランスさせてきたのだろうか。
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2015/10/15
わがミッションクリティカルは永久に不滅です
唐突ですが、ごく一部のミッションクリティカル愛好家の方々に愛されてきた本連載、何と今回が最終回です! 「ミッションクリティカルなデータベースの構築・運用」というお堅いネタを、なるべく分かりやすく噛み砕いて、面白おかしく紹介しようという趣旨で始まったこの連載ですが、果たして本来の目的を達成できたかどうか……「面白おかしく」の部分ばかりが先行して、肝心の「ミッションクリティカル」がおざなりになってしまった気がしないでもないのですが……。というわけで、決して罪滅ぼしというわけではないのですが、最終回...
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2015/10/07
「すべてのIT屋は全力で反省しろ!」― ノーチラス・テクノロジーズ 神林飛志さん
IT業界にいると、しばしばファンタジーに酔わされる。「ほにゃららコンピューティングが世界を変える」とか「ほにゃららでビジネスの革新を」とか。耳あたりのいい言葉、前向きなコピー、未来を感じさせる謎のカタカナ文字、イベントの基調講演前に流れるかっこいい映像――こうしたITのファンタジーを怒髪天を衝く勢いで否定するのが、今回のDBプロ、ノーチラス・テクノロジーズの神林飛志さんだ。
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2015/08/31
データの賞味期限の調整乞う
暑い日が続きますね。こんなときは、気分だけでも涼しくなるような話が聞きたいものです。たとえば、冷蔵庫から何か変な臭いがするので、思い切って中に入っている食料品を全部整理してみたら、一番奥から賞味期限が3年前に切れてドロドロになったサムシングを発見……ひえー、さぶっ!!でもね。賞味期限が大事なのは、何も食料品だけじゃないんです。実は、データベースに保管するデータにだって、賞味期限があるんです。ひょっとしたら、皆さんが管理するデータベースの奥にも、賞味期限がとっくに切れて、フワッフワのカビもしくは...
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2015/08/06
【至急】データベースを再編成していただきたく
突然ですが、何事においても、日頃からの備えや用心は大事ですよね。「転ばぬ先の杖」「備えあれば憂いなし」「性能劣化の前にデータベース再編成」などと昔から言われていますしね。筆者は聞いたことないですけどね。ただなんでも、ミッションクリティカル界隈では先祖代々受け継がれている言い伝えらしくて……。「ねえねえママ、なんでデータベース再編成しなきゃいけないの?」「それはね、我が家では先祖代々、おじいちゃんのおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの代から、『再編成を決して欠かしてはならぬ!』と言い伝えられて...
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2015/06/08
次のSQL標準は何が盛り込まれる? -第2回DBオフライン
3月13日にDB Online Dayが開催されました。イベント終了後、同会場は「DBオフライン」へと突入。前回に引き続き、DB Onlineチーフキュレーター谷川耕一氏が日立製作所のDr.SQLであり日本データベース学会 副会長 土田正士氏にSQL標準制定に関わる深い話を聞きました。
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2015/05/21
【至急】チェックポイントの件
ミッションクリティカルなデータベースをあずかる者であれば、チェックポイントはしっかりおさえておかないとね。そうそう、チェックポイント。やっぱり大事だよねえ……え、どの辺が大事かって? そりゃあなた、チェックのポイントといえばあれですよ、チェックするポイントのタイミングが、やっぱり命運を分けるというじゃありませんか。
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2015/04/24
IoTは業務現場の何を変えるのか
IoTによりインターネット上に流れ込む膨大な情報を自社のサービスに活用することで、ビジネス・社会におけるイノベーションの創出が期待されている。本稿では、富士通によるセッション、「IoTは業務現場の何を変えるのか」のもようをお届けする。IoTを活用して業務の現場のサービスはどう変わるのか、データ活用方法のポイントとIoTを活用するためのデータ基盤についてきめ細かい解説が行われた。
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2015/04/14
30万のユーザ部門を抱える日立、情シスの「理想と現実」
ユーザ部門の業務課題を、いかにしてITが解決するか。情報システム部門の役割は、業務効率の追求からビジネス貢献のIT基盤提供へと変化し、ユーザー部門からの期待も高まっている。これは言い換えれば、ユーザーの求める理想と提供できるシステムにギャップが生まれやすくなっているということでもある。本セッションでは、DBオンライン チーフキュレーター谷川氏によるモデレートのもと、全世界に約30万人のユーザを抱える日立の情シス部門と、その業務部門双方でマネジメント経験を持つキーマンが登壇し、IT基盤を自製する...
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2015/04/13
【リレートーク】ニッポンならではのデータ活用で明るい未来を切り開け
DB Online Day2015 で行われたリレートークのもようをお届けする。テーマはニッポン発、データ活用の在り方。企業のITには今、効率化やコスト削減だけでなくビジネス価値の向上が求められている。その際重要となるのがデータ活用である。しかし、多くのデータ活用ソリューションは海外製。ニッポン企業がそのまま取り入れてうまく行くのか?ニッポン企業ならではのデータ活用があるのではないだろうか。海外のいいところを取り入れつつ、ニッポンならではのデータ活用の在り方を明らかにしていく。
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2015/04/03
ウイングアーク、満を持しての新製品「MotionBoard Ver.5.5」で海外市場へ
情報活用ダッシュボードの新製品「MotionBoard Ver.5.5」の発表会の冒頭、「今日は製品の自慢話になります」と切り出したのはウイングアーク1stの代表取締役社長 CEOの内野弘幸氏だ。内野氏は、BI製品を取り巻く市場環境が、数年前と明らかに違うと言う。
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2015/04/01
系切り替え…していただきたく
今回のお題は、ミッションクリティカルなシステムには欠かせない「系切り替え」について。はい、「ああ、系切り替えね」と思ったあなた! そんなあなたは、きっと日立グループにお勤めですね。そして、「系切り替え? 何それ?」と思ったあなた。安心してください。あなたは立派な堅気です。ちなみに系切り替えを知ってる人でも、「影響分散スタンバイレス型系切り替え」については知らないでしょう。一応、堅気の人向けにちょっとだけ種を明かしておくと、日立グループに属していようがいまいが、系切り替えはミッションクリティカル...
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2015/03/09
IoT時代にデータベースはここまで進化する!
IT業界において次なるキーワードとなりつつあるのが「IoT(Internet of Things)」だ。このIoT、クラウドやビッグデータに比べると、システムとしての本格的な展開はかなり速いかもしれない。と言うのも、IoTの実現に必要なクラウドやビッグデータといった基盤技術がすでに定着しているから。さらにモバイル端末の普及や各種センサー活用なども、この言葉が出てくる以前からすでに実践されている。
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2015/03/06
SQL標準にまつわる濃ゆい話 ―第1回DBオフライン
さる1月29日に翔泳社にてひっそりと行われたDBオフラインの様子をお届けします。今回はわれらがDBオンラインチーフキュレーターの谷川耕一さんと一緒に話を進めるのは、日本データベース学会 副会長の土田正士氏。データベースに携わり30年にもなる生き字引のような存在です。参加者との活発な意見交換もあり「オフライン」らしい良さが発揮できた会となりました。
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2015/02/27
データ発生から活用に至るまでの"コスト"と"スピード"をかんがえる
「データを活用する」、ビッグデータという言葉が定着してから、この言葉を頻繁に耳にする。簡単に「活用」とは言うものの、巨大で高速なデータベースを入れ最新のBIツールを導入すればそれで活用できるようになるのだろうか。「多くの企業において、データ活用の際には同じような課題を抱えています」と言うのは、日立製作所 情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部 ソフトウェア開発本部 システム基盤ソリューション部 チーフアーキテクトの桐越信一氏だ。