「Data Strategy」に関する記事
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2019/02/13
あらゆる人がデータを使いこなせる時代がもうそこまで迫っている――Tableau 田中香織氏
データ活用が企業の既知の課題となって久しい。その精度や難易度が上がる反面、より多くのユーザーが高度な分析を行えるようなテクノロジーが注目されている。その代表格とも言えるのが「Tableau」だ。機械学習、統計、自然言語、スマートなデータ準備などについての具体例、そしてスマート分析時代における人とデータとの関わり方について、Tableau Japan株式会社でアソシエイト セールスコンサルタントとして活躍する田中香織氏が自身の経験を踏まえつつ、デモンストレーションを交えながら紹介した。
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2019/02/08
河本薫教授が説く、普通の企業においてデータとAIの活用を推進するために必要な「人材」と「組織の力」
大阪ガスでデータ分析の業務に長らく従事し、同社退社後の2018年4月からは滋賀大学のデータサイエンス学部教授に就任している河本薫氏。現在はアカデミズムの立場からデータを活用したビジネスのあり方についてさまざまな研究・提言を行っている。編集部が主催したdata tech 2018に登壇した河本氏は「普通の企業においてデータとAIの活用を推進するために必要な人材とは?」と題して企業における20年間の経験をもとに、企業が今後備えるべきデータ活用を推進していくための「組織力」について紹介した。
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2019/02/04
AIやIoT活用で私たちの生活はこう変わる――パナソニックが挑む「くらしアップデート」
2018年、パナソニックは創業100周年を迎えた。社長 津賀一宏氏は「人の幸福から離れて生き残る会社はない」と人の幸福に着目し、「くらしアップデート」を掲げている。具体的には「くらしの統合プラットフォーム HomeX」として、イノベーションの基盤が本格始動している。新しい取り組みではどのようにデータを活用しているのか、詳細を同社 島田伊三男氏が解説した。
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2019/01/29
Microsoft Azureのデータ分析サービスを使い倒すには? 実例を元にツール活用方法を徹底解説
ビジネスにおけるデータ活用が着実に現実化してきている。SNSの普及やセンサーからのデータ取得が可能となり、これまでにない粒度や種類のデータが取得できるようになった。加えてクラウド基盤へのシフトも大きく進んでいる。こうしたなか、よりモダンな形で、より効率良くデータ活用を進めていくにはどうしたらいいか。編集部主催のdata tech2018に登壇した日本マイクロソフト クラウドソリューションアーキテクト 大内山浩氏が解説した。
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2019/01/25
データ流通のボトルネックを見過ごすな――Delphixでデータ準備工程を大幅短縮
2018年9月に経済産業省が「DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート」を公表したように、これからはデータ活用は企業存続に欠かせない鍵となる。ところが、これまでのシステムの老朽化や保守の属人化などが足かせとなっている。旧来のシステムを刷新し、新技術との連携を果たすためのソリューションを実例も交えながらアシスト 小山雄貴氏が解説する。
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2019/01/24
これまでIT化されてきた10倍以上の部分にAIが使われる――Laboro.AI CEO 椎橋徹夫氏
「AIブーム」とも言われ、急速にAIの導入機運が高まる中で、「プロジェクトが上手く進まない」「PoC以降のロードマップが描けない」といった悩み事もまた具体的になってきているという。実際どのようなことが課題となるのか、またそれを回避するにはどうしたらいいのか。編集部主催のdata tech 2018に登壇した株式会社Laboro.AI代表取締役 CEO 椎橋徹夫氏が、AI/機械学習の導入に不可欠なソリューションデザインとおさえておくべき考え方について解説した。
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2019/01/22
楽天技術研究所の森正弥氏が語る、個別化時代への挑戦とCreative AIの衝撃
楽天の執行役員を務めるとともに、楽天技術研究所の代表と楽天生命技術ラボの所長も兼任し、AIなど同社の技術戦略の中核を担う森正弥氏。data tech 2018に登壇した森氏は、現在同社で進めているAIに関する研究開発とその成果、さらにはAIの最先端の研究分野として近年注目を集める「Creative AI」に対する取り組みについて紹介した。
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2019/01/15
「分析スキルのサイロ化」がアナリティクス・ライフサイクルを分断させている――SAS 畝見真氏
AI/機械学習を活用したビジネス価値創出に不可欠とされる「アナリティクス・ライフサイクル」。利益を生み出すためには、データを準備し、予測モデルを開発し、業務に実装する、というサイクルをすばやく回し続けることが重要だ。そのために必要な組織内の分析者などの連携を実現するAIプラットフォーム「SAS Viya」について、SAS Institute Japanビジネス開発グループ エバンジェリストの畝見 真氏が解説した。
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2018/12/12
テスト時間をいかに削減するか―Fortune 100の30%の会社が採用するDelphixがDevOpsを加速する理由
Delphixは、本番環境のデータを開発やテストの環境で瞬時に利用できるようにするデータベース仮想化のソリューションだ。アシスト、伊藤忠テクノソリューションズ、インサイトテクノロジーなど、DB Onlineではお馴染みのデータベース製品に強い企業が扱っているので、ご存じの読者も多いかもしれない。これを提供するDelphix Softwareは、2008年にシリコンバレーで創業、現在は7ヶ国に9つのオフィスを構え、2015年には日本オフィスも開設されている。DelphixはFortune 100...
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2018/06/06
サブスクリプション型ライセンス好調で箱売りビジネスからの脱却、テラデータのトランスフォーメーション戦略
データウェアハウス向けの高性能、そして高価なアプライアンスを提供するベンダー、そういうイメージがいまだテラデータにはある。しかしながら今は「Think Big Analytics」を2014年に買収しアナリティクスのコンサルティングサービスを強化し、それが同社のビジネスの大きな柱となっている。またテラデータのハードウェアを前提とせずにさまざまなクラウドプラットフォームで、あるいはテラデータ以外のハードウェアの上でもテラデータのソフトウェアを活用できるようにする「Teradata Everywh...
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2018/05/08
Oracleとの統合でグローバリゼーションが加速―創業者に訊く、NetSuiteの現在地
NetSuiteの創業者でもあり、現在はOracle NetSuiteの製品開発担当のエグゼクティブ・バイスプレジデントのエバン・ゴールデンバーグ氏。彼は現在もNetSuiteの製品の方向性を決め、開発の指揮を執っている。今回のSuiteWorldでも、数々の新機能が発表されている。新たに提供する機能の位置づけや、その価値について話を訊いた。
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2018/04/05
いよいよ本格始動、IBMのブロックチェーン活用事例
今回のIBM THINK 2018で大きく取りあげたテーマの1つが、ブロックチェーンだ。CEO ジニー・ロメッティ氏の基調講演でも、海運事業を行っているマースクがIBMのブロックチェーンを活用する事例が紹介された。
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2018/02/28
Dell EMCのハイパーコンバージドインフラ、コンバージドインフラのビジネスが好調な理由
新規システムのプラットフォームとして、パブリッククラウドを選択するのはもはや当たり前となっている。一方でデータを持ち出したくなかったり、アプリケーション・アクセスのレイテンシー要件が厳しかったりといった理由で、プライベートクラウド環境を選択する企業もある。現状でプライベートクラウド環境を構築する際には、ハイパーコンバージドあるいはコンバージドインフラを利用することになるだろう。
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2018/02/20
アクセンチュアが語る「複数AI活用」のススメ──AI+人間の適用領域と境界設計
IBM Watson、Google、AWSなど各社のAIエンジンが続々と登場した。こうしたAIエンジンなどを「部品」として組み合わせ、自社独自のAIを作りたいと考える担当者は多いだろう。アクセンチュアが先頃発表した「AI Hubプラットフォーム」はこうしたニーズに応えるためのフレームワークだ。その根底には、アクセンチュアの「人間とAI」に対する考察がある。
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2018/01/30
音声から感情を分析、日本発ベンチャーがUAEでウケる理由
イノベーションを起こす企業は、日本から生まれない――。最近はそんな悲観的な見解を目にすることが多くなった。しかし、世界に目を向ければ、「え、そんなスゴいことやってんの?」という気鋭の日本ベンチャーも存在する。その1社がスマートメディカルだ。アラブ首長国連邦の「幸福事業」実現に一役かっている同社。一体、どんなことをしているのだろうか。
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2018/01/09
データ活用の達人たちが語る「データ活用基盤のこれから」―セゾン情報 小野和俊氏、ノーチラス・テクノロジーズ 神林飛志氏、オラン 木内里美氏が議論
2017年11月2日に開催された編集部主催の「data tech 2017」。基調講演にはセゾン情報システムズ 常務取締役 CTO 小野和俊氏、ノーチラス・テクノロジーズ 代表取締役会長 神林飛志氏、オラン 代表取締役 木内里美氏の3名が登壇した。
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2017/12/27
データ統合の市場には大きな成長の可能性がある―米Talend CEO マイク・トゥーケン氏
データ統合とデータ品質管理ソリューションを提供するTalend。同社はビッグデータ活用の波に乗りビジネスを順調に拡大。直近四半期決算を見ても前年比で44%増、現在までの顧客数は1,500社を超える。Talendの製品はオープンソース・ソフトウェアとして提供されており、これまでに世界で300万以上のダウンロードがある。日本におけるビジネスも拡大中で、2017年度は前年度の4倍の売り上げとなっている。来日した同社のCEO マイク・トゥーケン氏に、データ統合の市場動向と同社のビジネス戦略について話を...
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2017/12/07
分析基盤の導入に不可欠なデータ統合の進め方――リアライズ 櫻井崇氏が解説
データの利活用がビジネスを大きく左右する時代、多くの企業で分析基盤の導入が急ピッチで進められている。しかし、基盤を導入してもデータ自体の整理が進まず、苦労しているケースは少なくない。多彩なデータを統合し、利活用できるようにはどうしたらいいのか。そうした企業の課題に向き合い、数々のデータ統合プロジェクトを支援してきた株式会社リアライズの櫻井崇氏が登壇し、経験に基づく実践的なデータ統合の進め方について語った。
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2017/12/06
IT部門はデータマネジメントを基点に「データドリブンへの変革」を推進せよ――PwCコンサルティング 高橋功氏
データ活用の必要性やデータ経営の重要性は声高に叫ばれているが、それを実際に自社でうまく適用するために求められる要件とは何か。「data tech 2017」(主催:翔泳社)の特別講演に登壇したPwCコンサルティング合同会社 テクノロジーコンサルティング シニア・マネジャーの高橋功氏は、企業がデジタル変革を実現する上でのキーポイントとして「データマネジメント」を挙げる。同氏いわく、データを基点とした意思決定、いわゆる「データドリブン」な経営スタイルを実現できるかどうかが、デジタル変革の成否を分け...
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2017/12/04
AIで置き換えられるもの、人間にしかできないもの―統計家・西内啓氏が解説する「データを活かせる組織の作り方」
企業におけるデータの利活用で失敗する企業は多い。長く統計分析に携わり、株式会社データビークルで共同創業者副社長を務める西内啓氏は「そもそも誰が何に何のために取り組めばいいのか、戸惑っている会社が多い」と語る。その結果、組織づくりに大きな課題感を抱えるという。はたして、どのようなところに配慮すればいいのか、また落とし穴はどこなのか。「data tech 2017」(主催:翔泳社)に登壇した同氏が、「データを活かせる組織」となるための考え方や注意点について紹介した。