第9回:イノベーションに効く翻訳書05:『イノベーションへの解』 なぜd.schoolの教科書は「ジレンマ」ではなく「解」なのか-破壊的イノベーションの捉え方
今回紹介するのは『イノベーションのジレンマ』に続く関連書として出版された『イノベーションへの解(原題:innovator’s solution)』だ。本書は理論の扱い方をテーマとしており、9つの意思決定状況においてそれぞれ有益な理論や考え方が紹介されている。本記事では、理論をいかに扱うかという前提の話や、9つの理論的枠組の中から「顧客の用事」や、「ローエンド型破壊」「新市場型破壊」といった破壊的イノベーションについて触れる。

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