「Analytics」記事一覧
Analytics
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2016/09/12
P&GはExcelを採用、コカコーラはExcelではダメと判断―テラデータ「PARTNERS」開催
今週は、テラデータのユーザー会イベント「PARTNERS」の取材で米国アトランタに来ている。PARTNERSは、テラデータ主催のマーケティングイベントではなく、テラデータのユーザー会が主催するユーザーのためのコミュニケーションの場となっているのが特長。なので、テラデータユーザー企業による、数多くの事例セッションが行われる。参加している人たちはユーザー同士で情報交換を行い、より良いテラデータの活用方法を探っている。
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2016/08/09
不正対策におけるデータ分析の有効性
金融機関を中心に、不正対策にビッグデータを活用する取り組みが広がっています。本連載では、数々の金融機関とデータ分析プロジェクトを行ってきた著者の経験に基づき、効果的な不正対策をデータ分析で実現するための方法を解説します。
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2016/07/26
SQL ServerとExcelを使ったビジネスユーザー向け「簡単データマイニング」
これまでの5回の連載で紹介した通りSQL Server には、Relational Database エンジンだけではなくデータ分析の機能も備わっています。具体的にはBusiness Intelligenceやデータマイニング、R言語実行プラットフォームなどです。これらのデータ分析機能の内、Business Intelligence や Rを使った統計分析(SQL Server 2016 R Service)については、DB Onlineの紙面上で既に詳細を紹介済みですが、今回はまだ紹介できてい...
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2016/07/08
ウイングアーク1stにライバルなし―自分たちの製品で新たな市場を切り開く
「BIのシステムは、今や止められないシステムになっています。全社規模で利用するようになり、企業内のさまざまな人が基幹の業務の中で利用するようになっています」と語るのは、ウイングアーク1st 営業本部 GTM推進部副部長の大畠幸男氏だ。そのため最新バージョンとなる「Dr.Sum EA Ver 4.2」では、性能の向上や機能追加よりも運用系の強化と利便性の向上に重きを置いた。BIのビジネスは好調だと語る。クラウド版のビジネスは特に好調で、対前年比で141%の成長だ。クラウドが伸びた半面、パッケージ...
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2016/06/29
データベースを変革するテクノロジーを生み出した人間 012
IDMS、Seed、DMBS-32などのネットワーク型データベース全盛の1980年代初頭、リレーショナルデータベースが台頭をし始める時代に、マイナーだけどキラリと光るInterBaseというRDBが開発されます。その後InterBaseは紆余曲折を経てFirebirdというオープンソースを生み出します。その後、ロシアやブラジルなどアメリカナイズされていない国々では多くの実績のあるデータベースとなったのです。最近ではロシアの証券システムにFirebirdが使われるというニュースもあるぐらいです。...
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2016/05/26
ビジネスコアのすべてをSaaSで―ネットスイートCTOに訊く
本格的なERPアプリケーションをSaaSの形で提供しているベンダーは、正解にもまだまだそれほど数多くない。そんな中、SaaS ERPベンダーとしては老舗と言えるのがネットスイートだ。同社のサービスの特長は、ビジネスのトランザクションをクラウド上の1ヶ所に集め、それをプラットフォームとしその上に柔軟なERPアプリケーションを構築していることだ。今回の週報では、ネットスイートの創業者で、会長兼チーフ・テクニカル・オフィサーのエバン・ゴールドバーグ氏へのインタビューをお届けする。
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2016/05/25
ロボットは東大に入れるか? NII 新井紀子教授が語るAI技術の現状と課題
急速なAI技術の発達により、機械による知的作業の代替が進みつつある。大学受験のような高度な知的タスクも"AI for Exam"として世界中で研究され、中でも最先端を進むのが日本の「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトだ。そのリーダーである国立情報学研究所(NII)教授の新井紀子氏が予測する「AI導入後のビジネス変化」とはどのようなものか。「ガートナー ITインフラストラクチャ & データセンター サミット 2016」での講演を紹介する。
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2016/05/23
データサイエンティスト育成のプロフェッショナル―日立インフォメーションアカデミー 田中貴博さん
本連載の読者のほとんどは、多かれ少なかれ「データサイエンティスト」という職業に関心を抱いておられることだろう。中には「データサイエンティストを実際に目指している」「データサイエンティストになるべく勉強を重ねている」という方もいるかもしれない。そんな方々にとって、今回ご登場いただく日立インフォメーションアカデミー サービス企画部 主任技師の田中貴博さんは、実に興味深い人物であるに違いない。なぜなら、田中さんは「データサイエンティストを育成するプロ」なのだ。
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2016/05/12
Spark環境の構築と運用の煩わしさを排除し、分析に専念できるSpark環境の選択肢
ビッグデータの活用やアナリティクスの世界で、今もっとも注目を集めている技術がオープンソースの分散処理基盤のSparkだ。しかし、ユーザーの注目度はかなり高いものの、Sparkはまだまだ新しい技術、使いこなすのはそれほど簡単ではない。そんな中、IBMではユーザーがSparkをスムーズに導入し、容易に使いこなせるように自社製品やサービスにSpark技術を積極的に取り込み始めている。IBMがSparkを積極的に推進する理由と、快適なSpark利用を支援する「IBM Platform Conducto...
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2016/05/10
IoT時代のビッグデータ活用プラットフォームの本命はSparkとなるか?
ビッグデータの活用が話題になり、近年になって注目を集めたのがHadoopだった。ビッグデータを扱うにはHadoopが本命であり、Hadoopこそが今後のビッグデータを扱うプラットフォームの主流になると思われた。実際にHadoopの利用は増えている。しかし、Hadoopを導入しさえすれば、ビッグデータ活用の技術的な課題を解決できるわけではない。そこで今、新たに注目を集めているのがSparkの活用だ。本稿では、Hadoopの実態と課題、Sparkとの関係を整理しながら、Sparkの特徴と今後の可能...
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2016/04/28
アナリティクス一筋40年、SASから生まれた新たなプラットフォームの「Viya」とは
SAS Global Forum 216で、SASがもっとも力を入れて発表したのが「SAS Viya」だ。これは、アナリティクスのための新しいプラットフォームであり、最初からクラウドでの利用を前提としたアーキテクチャとなっている。
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2016/04/25
40周年のSASを支えるCEO ジム・グッドナイト氏はまだまだ健在、さらなるチャレンジも語る
アナリティクス専門企業である、SAS Instituteが創業したのは1976年。今年は40周年の節目の年だ。ソフトウェアベンダーでビジネス領域を変えずに長い年月を貫き通している企業はそう多くない。過去にはIBMなどから買収の申し出も数多くあったようだが、そういった誘いは一切退け、プライベートカンパニーとして経営を続けている企業は珍しい存在だ。
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2016/04/22
世界の働きたい会社ベスト10に入るSAS、プライベートカンパニーだからこそできる環境づくり
今週は、SASのカンファレンスイベント「SAS Global Forum 2016」の取材で米国を訪れている。イベント自体はラスベガスで開催されているのだが、メディア向け説明会がノースカロライナ州ケーリーにあるSAS本社で開催され、まずはそちらに参加した。
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2016/04/20
企業がゲーミングPCをたくさん買う不思議――ディープラーニング活用の鍵はGPU活用にあり
AlienwareというPCをご存じだろうか。これはデルが提供しているゲーミングPC、つまりはコンピュータゲームを快適にプレイすることに特化したマシンだ。このゲーミングPCがなぜか今、企業に売れている。その企業はゲーム開発会社ではない。もちろん、社員の福利厚生のためでもない。彼らがこのPCを購入する目的は、最近注目されている「機械学習」その中でも「ディープラーニング」を行うためだ。
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2016/04/07
オンデマンド機械学習分析サービスを提供するHPEが目指す「拡張された知能」
分社後のヒューレット パッカード エンタープライズ(HPE)が、ビッグデータ市場に再び本腰を入れ始めた。これまでのオンプレミス型のアナリティクス製品IDOLと、クラウドで提供する「Haven OnDemand」の両方で、IoTに対応する非構造データ分析のソリューションを提供する。今回、シンガポールで開催されたメディアイベントでは、その最新の取り組みの様子が発表された。
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2016/04/05
目指すは不正検知の第一人者~SAS 忍田伸彦さん
SASのシニアコンサルタント、忍田伸彦さんは金融機関の不正検知をデータ分析から探ることに挑戦している。バイオインフォマティクスを研究した後にSIerを経験し、現在のSASへ転職。職場が変わることで考え方にも変化が起きた。
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2016/03/29
HPEの機械学習、アナリティクスの戦略がシンガポールでヴェールを脱いだ
ヒューレッド パッカート エンタープライズ(HPE)が本格的に機械学習を用いたアナリティクスサービスを強化し事業展開を始めた。分析プラットフォームの「Vertica」、セルフサービス型BIの「IDOL 11」、クラウドによるAPI連携サービス「Haven OnDemand」の3つのサービスと製品を連携させる。その全貌が「HPE Advanced Analytics World Tour」と題されたカンファレンスで世界中で発表されている。本記事では、シンガポールで開催されたカンファレンスの内容を...
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2016/03/14
16Node 5Terabyte! Oracle、HP、EMCによるデータウェアハウス・デモ 011
世界中の衛星放送を手がける仮想の会社「インターサテライト社」をモデルにデータ構築を行いました。この会社では各家庭に番組を提供し放送料収益を上げるだけでなく、コマーシャルを通じて通信販売も行っています。1日70万件に上る視聴データをはじめとし、販売データ、顧客、番組、コマーシャルなどのデータを3年分持っています。