「Data Strategy」記事一覧
Data Strategy
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2015/12/01
グローバル化を進めるタケダのIT戦略と6つの重要な教訓――武田薬品工業CIOオリビエ・グアン氏
国内トップの製薬メーカーであり、積極的なグローバル化を進める「タケダ(武田薬品工業)」。そのIT戦略のキーパーソンとして、2014年1月にCIOに就任したオリビエ・グアン氏だ。「Gartner Symposium/ITxpo 2015」のゲスト基調講演に登壇したグアン氏の講演録をお届けする。グアン氏は就任直前2013年当時の同社の課題から、課題解決のために行われたシステムや組織の統合、そしてデジタル活用への取り組みの成果について紹介。ビジネスのグローバル化に向けた変革を成功させるために、今日本...
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2015/11/27
いまさら聞けないフラッシュストレージのキホン――従来のストレージとの違いとその本質とは?
フラッシュストレージの登場以降、ストレージ業界にはハードにもソフトにも従来からの垣根を超えての変革がもたらされています。今、企業のストレージに求められていることは何でしょうか。フラッシュストレージの登場と進化、そしてそれによって変わっていくストレージ技術の最前線と未来までを基礎からご紹介します。
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2015/11/25
プロ中のプロ、名和氏を最高技術顧問に迎えPwCがセキュリティの新会社を設立
先日沖縄で開催されたCyber3 Conference Okinawa 2015では、いくつかのセキュリティベンダーが開催に協力していた。その1つがパロアルトネットワークスだ。同社は国際会議開催期間中に、同社の実施した調査に基づく最新のセキュリティレポートの解説をプレス向けに実施した。
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2015/11/25
ストレージ活用のトレンドと今後のユーザー動向/DB Online×ITR シニア・アナリスト生熊清司
クラウドストレージやストレージ仮想化、フラッシュストレージなど、ビッグデータ活用の追い風を受け、ストレージの新たな技術に注目が集まっている。ユーザー企業はストレージを含むデータ活用基盤についてどのような課題を抱えているのか。また、今後の新たな技術の採用をどのように考えているのか。ストレージ活用のトレンドと今後のユーザー動向について、ITRのリサーチ・ディレクター/シニア・アナリストである生熊清司氏に話を訊いた。
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2015/11/20
IoT時代に求められるエンタープライズ・ストレージ戦略
企業ITにおいてストレージは常に重要な構成要素であった。IoT(モノのインターネット)に向けたトレンドは企業のストレージ戦略立案にどのような影響を与えるのだろうか。ひとことで言えば、ビッグデータへの対応力をさらに強化する必要が生じたということだ。ストレージの重要性は今まで以上に高まっている。
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2015/11/18
サイバー空間をテロから守れ―「Cyber3 Conference Okinawa 2015」開催
いまやあらゆるものがコンピュータで制御され、さまざまなものがインターネットに接続されている。コンピュータやネットワークで構成されるサイバー空間は、人々の生活に直結しており、何らかの攻撃を受け正常に動かなくなれば経済活動にも大きな影響が出る。こうしたなか、サイバー攻撃によるテロが深刻さを増している。サイバー攻撃が直接人の命を奪うことはまだあまりないかもしれない。しかしながら、電力や水道などのインフラ施設が攻撃に遭えば、二次的に人の命を奪うことにもなるだろう。
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2015/11/11
個人の価値観やニーズにあったマーケティングサービスを実現―大日本印刷が構築したビッグデータ分析基盤
大日本印刷(DNP)では、ライフスタイルや購買行動などの情報から、個々の生活者の価値観を判別し、顧客それぞれのニーズに適応した製品やサービスの開発、効果的なマーケティング活動に活用する「価値観マーケティング」のサービスを展開し、顧客企業の収益向上と競争力強化を支援している。DNPに蓄積されているさまざまな生活者情報は、50テラバイト規模に手が届く量にまで増加しており、この膨大なデータを活用するためには、構造化データと非構造化データの両方を高速に抽出し分析、加工する必要があった。そこで同社が採用...
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2015/11/09
理想とするストレージ環境を整理する――仮想化データセンターの正しいアーキテクチャーとは何か?
第1回目の記事では、サーバー仮想化によってデータセンターの環境が一変し、さらにその流れがネットワーク、そしてストレージへも波及しているということをお伝えしました。第2回目の記事では、特にデータセンターのストレージで起こっている問題と、その解決のための取り組みを取り上げてきました。今回はこうした状況を踏まえ、ストレージ環境における今後の方向性について解説していきます。
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2015/11/04
IoTでビジネスモデル変革に成功している企業の共通点
「IoTが流行っているのはわかったけど、それをビジネスに生かすためには何をするべきなの?」という疑問をよく聞くようになってきました。IoT(Internet of Things)というキーワード自体は、社会に浸透してきています。しかし、IoTを活かしてビジネスモデル変革に成功している企業は、現時点では少ないようです。モノから集めたデータの可視化や分析を始めている企業は増えていますが、その仕組みをビジネスに寄与させるためには異なるアプローチの取り組みが求められます。今回は、IoTでビジネスモデル...
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2015/11/02
大切なデータを守れ!BCP/DR対策として欠かせないクラウドバックアップのススメ【後編】
これまで2回にわたり、バックアップを巡る企業のトレンドやソリューションについて紹介してきた。後編の今回は、企業がバックアップに対する認識を変える大きなきっかけとなった東日本大震災のような大規模災害に備えるにはどうすべきかについて、あらためて考えていこう。また、災害対策や事業継続を考える上でのポイントや、クラウドを活用した災害対策(DR)や事業継続計画(BCP)の効率的な方法や注意すべき点についても解説する。今回もアクロニス・ジャパン セールスエンジニア マネージャの佐藤匡史さんと、リージョナル...
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2015/10/28
速いだけじゃ選べない!オールフラッシュ導入の勘所―兼松エレクトロニクスが決めた理由!
近年、仮想化環境の普及やビックデータの有効活用(Analytics)などによりストレージIOがボトルネックとなるケースが増えてきている。性能改善の有効打となるのがオールフラッシュ。兼松エレクトロニクスは自社の業務基盤にEMCのオールフラッシュXtremIOを導入し、製品を徹底的に評価した。環境構築で実績のある同社が見るXtremIOの特徴とは? 兼松エレクトロニクスのビジネス開発本部 ビジネス戦略室の関口忠宏氏に話を訊いた。
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2015/10/26
モバイル、データ・マネジメント、セキュリティが2016年度の成長分野――ITR アナリスト舘野真人氏
独立系でIT調査やコンサルティングを行うITRは、ユーザー企業を対象とした「国内IT投資動向調査2016」の速報を発表した。総じてIT投資金額の増減はプラスで堅調に推移し、投資先はリスク対策が重視される傾向にある。同社のアナリストが紹介した調査結果の要点をレポートする。
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2015/10/20
「シャドーIT」に注意――加速するクラウドファースト、IT部門はガバナンスを重視したクラウド運用を
第1回の「いま企業で多いハイブリッドクラウドの利用パターンは?」では、ハイブリッドクラウドの利用ニーズや利用パターンについて、第2回の「イブリッドクラウドを構成するレイヤ別の連携方法とは?」では、ネットワーク、クラウド管理ポータル、ミドルウェアなどレイヤごとの連携方法について解説した。今回は、IT部門の立場から、ハイブリッドクラウドを構築運用するにあたってのポイントを解説する。
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2015/10/13
EMCで活躍するオラクルスペシャリスト、三浦真さん
EMCというとストレージを中心としたハードウェアベンダーのイメージが強い。にもかかわらず、データベースのスペシャリストがいるという。SIの経験を多く積み、バイオ関係のベンチャーも経験して現在に至るという。
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2015/10/08
マイナンバー対策はデータベースから―重要な情報はDBで管理せよ
いよいよマイナンバー法が施行され、マイナンバーの通知が始まる。早ければ10月半ば、遅くても11月中には皆さんの手元にもマイナンバー通知カードが届くだろう。さて、そんな時期となったわけだが、まだまだマイナンバーへの理解は進んでいるとは言えなさそうだ。各種報道などを見ていると、マイナンバーのことがよく分からないというアンケート結果がまだ半分くらいはあるようだ。理解も進んでいないので、漠然とした不安を抱いているというのが現実だ。
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2015/10/07
「すべてのIT屋は全力で反省しろ!」― ノーチラス・テクノロジーズ 神林飛志さん
IT業界にいると、しばしばファンタジーに酔わされる。「ほにゃららコンピューティングが世界を変える」とか「ほにゃららでビジネスの革新を」とか。耳あたりのいい言葉、前向きなコピー、未来を感じさせる謎のカタカナ文字、イベントの基調講演前に流れるかっこいい映像――こうしたITのファンタジーを怒髪天を衝く勢いで否定するのが、今回のDBプロ、ノーチラス・テクノロジーズの神林飛志さんだ。
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2015/10/06
大切なデータを守れ!システム規模・用途別に考えるバックアップ徹底活用法【中編】
前回は、企業を取り巻く最新のバックアップ事情についてアクロニスの担当者に話を聞いた。東日本大震災が企業のバックアップに対する認識にどう影響したのか、その結果どのようなバックアップ方法に注目が集まっているかといった話題を中心に紹介した。従来あるデータバックアップに加え、今注目を集めているのがシステム全体を復旧するシステムバックアップであること。さらには仮想化環境のバックアップやクラウドの登場で、どのようにバックアップへの対処法が変化しているかを紹介した。2回目(中編)となる今回は、アクロニス・ジ...
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2015/09/30
セールスフォース・ドットコムと関係が深くなったのはOracleよりもマイクロソフトだった
基調講演の予定に入っていたのだからそれほど驚くことではなかったはず。しかし、dreamforceのステージに本当にマイクロソフトのCEO サティア・ナデラ氏が現れた際には、驚きと共にちょっと時代の変化、業界の変化を感じることになった。もちろん2014年5月にセールスフォース・ドットコムとマイクロソフトは、両社のソフトウェアを連携させる協業の発表を行っている。なので、両社は敵対関係にある競合会社ではなく、すでに戦略的なパートナーという関係だ。とは言うものの、この時の提携発表は多分にマーケティング...
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2015/09/30
マーケティングは「データへの挑戦」―Oracleのマーケティング・オートメーション戦略
マーケティング・オートメーションという言葉がかなり定着してきた。それを実現するための各種ツール群もどんどん進化しており、デジタル化による新たなマーケティングの世界が確実に訪れている。そんな中、Eloqua、Responsysなど、業界でも実績ある製品を次々と買収しマーケティング・オートメーションのポートフォリオを拡充しているのがOracleだ。Oracle Marketing Cloudの製品マーケティングを担当するシニア・ディレクター クリス・リンチ氏に、Oracleが考えている最新のマーケ...
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2015/09/30
今データセンターで何が起きている? 仮想化によって明らかになったストレージの問題点
前回の記事では仮想化ソフトウェアの登場以降、データセンタの中で起こってきた変革について順を追って解説してきました。今回は仮想化ソフトウェアの登場によって明らかになってきたデータセンタ内の課題、特にストレージ関連の課題を掘り下げて解説していきます。