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そろそろ、HTAPの話をしよう

Db2の良さがこれからも広く知られるために……もっと情報を!

谷川氏:ちなみに皆さんは、これまでさまざまな立場からDb2とかかわってこられましたが、現在どんな思いをDb2に対して抱いていますか? あるいは、今後どのようなことをDb2に望みますか?

永安氏:Db2はどちらかというと「大企業向けのデータベース製品」という印象が強かったのですが、最近はクラウドでかなり身近な存在になってきたので、私たちのような規模の小さい企業にとってはありがたいですね。その半面、情報になかなかアクセスできないという点については、昔からあまり変わっていないという印象です。たとえブログでもいいので、「ここさえ見ていれば常にキャッチアップできる」という場があるととても助かりますね。

恩田氏:私はやっぱり、初めて触れたリレーショナルデータベース製品がDb2だったので、Db2ならではの「頑固さ」がずっと好きだったんですが、あるときから急に路線変更して、「オラクル互換が云々」と言い始めたあたりからちょっと違和感が……でもロゴも変わって、現代風になったDb2も決して嫌いじゃないです!

谷川氏:あまりフォローになっていないと思いますが(笑)。

恩田氏:あと私も、もうちょっと情報があるといいなと思います。Db2の本を図書館に借りにいっても、英語の分厚い書籍か、下佐粉さんが書いた本『即戦力のDB2管理術 ~仕組みからわかる効率的管理のノウハウ』しかなくて。

同席していたIBM関係者:一同苦笑……

斉藤氏:でも今は、ネット上にだいぶ情報が集まってきていますよね。私はかなり長い間Db2を使ってきましたが、かつての古いバージョンのころと比べると、かなり資料も充実してきたと思います。あとDb2に関して個人的にいいなと思う点は、サポート体制ですね。IBMさんのサポート担当者は、他社のサポートサービスと比べてもかなり親切丁寧に対応していただいていると感じています。

ミック氏:ちなみに個人的には、WatsonでDb2の実行計画を自動チューニングしてくれるようになることを期待しています。AIで実行計画を自動チューニングするというのは、もう決して夢物語ではないと思っていますし、もしこれが実現すればデータベースエンジニアは皆実行計画の悩みから解放されるはずです。

谷川氏:今日は皆さん、忌憚のない意見をありがとうございました!今日のHTAP話の続編として、翔泳社主催のイベント、data techにて公開収録という形でさらに掘り下げていきたいと思います。

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この記事の著者

吉村 哲樹(ヨシムラ テツキ)

早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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