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週刊DBオンライン 谷川耕一

日本のデータベースエンジニアは自信をもってどんどん本場のOpenWorldに参加しよう


先週は、Oracle OpenWorldの取材のために、再び米国サンフランシスコを訪れていた。一週間前にはSalesforce.comのDreamforceで青く染められていた街はいっきにOracle Redに染め直され、街中のホテルもレストランも満杯という状態に。

ラリーのキーノートが火曜日になった理由?

 さて、そんなOracle OpenWorldで今回なんと言っても注目だったのは、Oracle Databaseの次期バージョン「Oracle Database 12c」の発表。そして、Oracle ExadataもバージョンアップされX3となり、なんと今回からは「In-Memory Machine」という新たな名称が授けられたのだった。既報の通り、どちらもキーワードは「クラウド」クラウドレディなデータベースに、クラウドレディなエンジニアドシステム。あまり強い口調ではなかったけれどCEOラリー・エリソン氏は先駆者であるセールスフォース・ドットコムを批判し、社内的にはどうやら相手にするなと止められていたそうだけれどSAP HANAにもけちをつけていた。このあたり、まだまだ「ラリーは健在だな」と思わされたところ。

 ここのところ、エリソンCEOのキーノートセッションは、プロローグの日となる日曜日の夕方と水曜日の午後の2回というのが定番だった。ところが今回は、2回目の講演は火曜日の午後。その理由は、どうやらこれのせいらしい。

★写真 p1.jpg セールとマストがないと分かり難いけれどこれが実際のレース艇
セールとマストがないと分かり難いけれどこれが実際のレース艇

 そうOpenWorld開催週の週末から、エリソン氏がOracleのビジネスよりももしかしたらご執心の、国際ヨットレースAMERICA'S CUPがサンフランシスコベイで開催されるのだ。早くキーノートを終えて、とにかくヨットに集中したかったのかなぁと勘ぐってみたり。

展示会場で一番盛り上がっていたのは。。。

 レポート記事のほうでは、ほとんど展示会の様子は伝えなかったので、ここでいくつか紹介しておく。まずは日本からの参加。もちろん富士通さんはもっとも大きなブースを構えていた。

写真 p2.jpg 富士通ブース
富士通ブース

 この他にも、NTTデータ、日立、そしてキヤノンもそれなりに大きなブースで展示を行っていた。

★写真 p3.jpg NTTデータブース
データブース
★写真 p4.jpg 日立のInspire the Nextは万国共通
日立のInspire the Nextは万国共通
★写真 p5.jpg キヤノンブースにはコピー機が置いてあったので、ドキュメント管理関連のソリューション紹介だったようだ
キヤノンブースにはコピー機が置いてあったので、ドキュメント管理関連のソリューション紹介だったようだ

 気になったところでは、mongoDBの10genがかなり大きなブースを出していたこと。そして、日本ではないだろうなぁと思われるAmazon Web Servicesもかなり目立っていた。

★写真 p6.jpg mongoDBのサインは会場でもかなり目立っていた★
 mongoDBのサインは会場でもかなり目立っていた
★写真 p7.jpg Amazonはブースは大きいけれど、モニターとキーボードだけというシンプルなレイアウト★
Amazonはブースは大きいけれど、モニターとキーボードだけというシンプルなレイアウト

 さて、こんな展示会場で、一番盛り上がったのはロンドンオリンピックの女子サッカーで金メダルを獲得したUSチームのフォワードとして活躍したアビー・ワンバック選手とディフェンダーのケリー・オハラ選手のサイン会だろう。開始時間前には、長蛇の列が。某社の広報担当者は、ワンバック選手に日本から来たと話しかけたら「澤によろしく」と言われたとか。

★写真 p8.jpg ワンバック選手の右に置かれているのが金メダル!
ワンバック選手の右に置かれているのが金メダル!

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日本からの参加者は今回のOpenWorldにどんな印象をもったのか

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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