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ユーザー企業の現場で働くDBプロは「自分が砦」の心意気!―大日本印刷 亀山潤一さん

2013/02/18 00:00

亀山さんがOSS-DB技術者認定試験を受験した理由

「OSS-DB試験対策は実機に触らないとだめ」
「OSS-DB技術者認定試験対策は実機に触らないとだめ」

 現在の部署に異動してから 亀山さんはLPI-Japanが運営している「オープンソースデータベース(OSS-DB)技術者認定試験」の受験を思いついた。実は亀山さんはこれまでもいくつかデータベースに関連する技術者試験に合格してきている。Oracle MasterのDBAは11g GoldにPerformance Tuning Expert、さらにDB2の技術者試験にも。オープンソースデータベースへの注目が高まっていることと、データベースに力を入れる担当となったことで、OSS-DB技術者認定試験も「とってみるか!」と挑戦することにした。

 亀山さんほどの実力があると、受験対策はさほど必要としなかった。OSS-DB Silverは約2週間の準備でやすやす合格。ところがGoldではつまづいた。得意な性能に山をかけていたところ、障害対策の問題が多く出題されていたのだ。Gold試験だとまだ対策本やセミナーが少ないというのも不利だった。

 そこであらためて試験対策に本腰を入れた。Let's PostgreSQLなどのWebサイトを参考にするほか、特に力を入れたのは実機での障害対策訓練だ。「自宅でサーバーを構築し、5000万レコードほど蓄積してから壊しました」と話す。データベース・クラスタを削除する、ファイルを壊す、WALのログを読めないようにするなどわざと障害を発生させ、復旧を試みた。そして2012年8月にGoldに合格。

 「今ならPostgreSQLにどんな障害が起きても復旧させる自信がありますよ」と亀山さんは笑う。「OSS-DB技術者認定試験対策は実機に触らないとだめですね。後輩にもそうアドバイスしています」

 これまでの経験が豊富なためOSS-DB Gold合格に特別な感慨は感じていないものの、「やはり知識を一通り整理できたことは良かったですし、顧客など周囲からの信頼がいっそう高まったと感じています」と亀山さんは話している。

 今後もさらに「データベースのスキルを究めたい」と亀山さんは意欲満々。直近の目標はPostgreSQLで高可用性システムの構築に挑戦し、運用することだそうだ。根っからのエンジニアなのだろう。データベースの性能について話す亀山さんは表情が生き生きしている。

 

■■■ Profile ■■■

亀山潤一 KAMEYAMA,Junichi

 

大日本印刷株式会社
C&I事業部 ITサービスマネジメント部 


 DNP C&I事業部のデータベース技術担当です。
 

 人種のるつぼといわれているDNPで社内外の方々との出会いを大切にしています。

 DNP入社後、商品情報統合データベースシステムの設計・テスト・導入を経験し、DBMS(Oracle、MySQL、PostgreSQL、SQLServer)を利用したDNPのソリューションのデータベースを中心とした各異種のよろず相談役として活動しています。

 データベースという技術は大切ですが、それだけで物事が成り立っているわけではありません。ちゃんとしたバックグランドをもってそれを基に懐の広い対応もでき、周囲の方々に頼りにされる技術者を目指したいです。
 

 週末のお昼は二人の子供たちに童話を読み聞かせたり近所の公園で遊んでいます。夕方から夜は”妻のよろず相談役”としてひたすら話をきいています。



著者プロフィール

  • 加山 恵美(カヤマ エミ)

    EnterpriseZine/Security Online キュレーター フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online&nbs...

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