SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Press(AD)

シックス・アパートに訊く、「Movable TypeをWindows Azureに対応させて分かったこと」

Windows AzureにはAWSとは違うクラウド上のシステムデザインがある

 システム更新や新規構築などの際に、プラットフォームとしてまずはクラウドコンピューティングを検討する。このような「クラウドファースト」の考え方が、当たり前になりつつある。まずは、クラウドで実現する、そうすることでどのようなメリットがあるかを検討する。カスタムアプリケーションならば、決断さえすれば今やあまり悩むことなくクラウドに移行できるだろう。しかしながらベンダー提供アプリケーションの場合は、選んだクラウドサービスの上で動かすことが正式サポートされているかどうかが気になる。

Linuxイメージが強いMovable Type、じつはWindows Server上でたくさん動いている

シックス・アパート シニアコンサルタント 柳下剛利氏
シックス・アパート
シニアコンサルタント 
柳下剛利氏

 シックス・アパートでは、同社の実績あるCMSプラットフォームであるMovable Typeを、いち早くWindows Azureに対応させている。Movable Typeは日本で5万社を超える導入実績があり、当初はブログソフトウェアとして社長ブログやニュースリリース配信、管理など、外部向けコンテンツ管理の用途で利用されることが多かった。

 「それが、2005年くらいからイントラ内での社内情報共有で使いたいという用途が出てきました。それに対応するために、2006年には企業利用のために機能強化したMovable Type Enterprise(現在はMovable Type Advanced)の提供を開始し、OSはWindows Serverを、データベースはSQL ServerやOracleをサポートしています」

 シックス・アパート シニアコンサルタントの柳下剛利氏は、LinuxやMySQLなどのオープンソースソフトウェアでの利用イメージが強いMovable Typeだが、企業内での利用を考えた際にはWindows環境に全面的に対応する必要があると考えたと言う。「2006年ころは、SolarisやHP-UXなど今や懐かしいとも思えるUNIX OSでの利用も数多くありましたが、2010年ころまでにはWindowsがどんどん増えています。いまではMovable Type Advancedの半分以上はWindowsで、データベースもほとんどがSQL Serverです」とのことだ。

次のページ
オープンソースのソフトウェアでは .NETは敷居が高い

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/5614 2014/02/24 13:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング