SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

超実践!Excelデータ分析講座

【Excelデータ分析講座】2-4 回帰分析と予測関数による販売数量予測~統計関数編

統計関数編の第1回目では、回帰分析の基本的な考え方と回帰分析に利用される統計関数についての解説を行いました。今回は、実際にこれらの統計関数を利用して回帰分析を行ってみましょう。前半では、缶コーヒーの販売数量と気温の相関関係を、RSQ関数を利用して調べます。後半では、その結果から予想気温に応じた販売数量の予測を、FORECAST関数を利用して行います。また、散布図に含まれる回帰分析機能との比較も合わせて行います。

気温と販売数量の相関関係を調べる

 缶コーヒー(スタンダード、スイート、ビターの3種)に関する月別の気温と販売実績データから、まずはRSQ関数で相関の強さを求めます。

RSQ関数の引数に既知のyとしてセル範囲C3からC14を、
既知のxとしてセル範囲B3からB14を与えて「スタンダード」のR-2乗値を求める。
キャプチャ
 
RSQ関数の引数に既知のyとしてセル範囲D3からD14を、
既知のxとしてセル範囲B3からB14を与えて「スイート」のR-2乗値を求める。
キャプチャ
 
RSQ関数の引数に既知のyとしてセル範囲E3からE14を、
既知のxとしてセル範囲B3からB14を与えて「ビター」のR-2乗値を求める。
キャプチャ

 求められたR-2乗値を見てみましょう。「スタンダード」は約0.15で、気温と販売数量の相関関係が極めて弱いことがわかります。一方、「スイート」と「ビター」はどちらも0.9以上で、気温と販売数量の相関関係が極めて強いことがわかります。

次のページ
散布図の機能との比較

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
超実践!Excelデータ分析講座連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

平井 明夫(ヒライ アキオ)

株式会社エムキューブ・プラスハート 事業企画コンサルタントDEC、コグノス、オラクル、IAFコンサルティングにおいて20年以上にわたり、ソフトウエア製品やITサービスのマーケティング、事業企画・運営に携わる。現在は、事業企画コンサルタントとしてIT企業の新規事業立上げ、事業再編を支援するかたわら、デ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/3938 2012/05/08 07:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング