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【Excelデータ分析講座】4-3 テーブルによる在庫回転率分析~テーブル編

  2012/09/19 07:00

在庫の効率性を分析する際に使用される代表的な指標に在庫回転率があります。特に在庫量の大きい製品については在庫回転率を定常的に監視して、不良在庫が発生しないようにしなければなりません。今回は、テーブル機能を利用して、最初に在庫回転率を計算します。次に、在庫量の大きい製品をランキング分析の一種であるABC分析を行い、定常的に在庫回転率を監視する必要のある製品を決定します。

在庫回転率とは

 在庫回転率とは、在庫の効率性をあらわす指標で、一定期間(1年、半期、四半期、ひと月など)に在庫が何回入れ替わったかを示します。回転率が大きいほど、在庫の入庫から販売による在庫の出庫までの期間が短く、在庫管理が効率的に行われていると言えます。逆に、回転率が小さいほど、在庫が倉庫にたまっている状態が長く、倉庫費などの保管料がかかる上、売れ残りのリスクが高くなっていることになります。

 ただし、在庫回転率は業種や製品などによって傾向が異なりますので、例えば消耗品と耐久品を単純に比較することはできません。在庫回転率を比較する際には、その商品の特徴や売れ方を十分に考慮する必要があります。 在庫回転率は、以下の計算式で求めることができます。

キャプチャ

 売上原価は、在庫回転率を求める対象となる期間内に販売された商品の売上原価の合計値です。平均在庫高は、期初(対象となる期間の最初)の在庫高と期末(対象となる期間の最後)の在庫高の平均値です。

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著者プロフィール

  • 平井 明夫(ヒライ アキオ)

    株式会社エムキューブ・プラスハート 事業企画コンサルタント DEC、コグノス、オラクル、IAFコンサルティングにおいて20年以上にわたり、ソフトウエア製品やITサービスのマーケティング、事業企画・運営に携わる。現在は、事業企画コンサルタントとしてIT企業の新規事業立上げ、事業再編を支援するかたわら、データ分析を中心としたテーマでの講演・執筆活動を行っている。主な著書・共著書に『BIシステム構築実践入門』、『データ分析できない社員はいらない』がある。

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