Shoeisha Technology Media

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

テーマ別に探す

日本のものづくり力をNASAが採用 宇宙飛行士星出さんが「きぼう」につないだネジの秘密

2008/06/05 11:49

 宇宙飛行士 星出彰彦さんが、国際宇宙ステーション(ISS)に日本の実験棟「きぼう」を接続することに成功。接続部分に使われたネジは日本の小さな町工場の製品である。

 宇宙飛行士 星出さんが日本人ではじめてISSのアームを動かすなど、注目を浴びる今回の「ディスカバー」打ち上げ。そのISSと「きぼう」を接続する「ネジ」を作ったのは、従業員数わずか22人の中小企業「株式会社田中」である。採用されたのは、チタンやステンレスの表面を硬くする「SDCプラズマ表面硬化処理」という技術だ。

 金属表面に炭素・窒素を浸入させ、表面の組織を改質する特殊技術で、セイコーやミズノがすでに採用。ほかにも、食品や半導体製造関係の業界でも活用されているという。また、SDCプラズマ表面硬化処理は、CO2を排出しないクリーンな技術でもある。

 洞爺湖サミット開催を1ヵ月後にひかえ、日本経済新聞は6月5日朝刊で「地球環境2008」の広告特集を組んだ。エコやグリーンITへの対応・取り組みは、企業イメージを左右し、ビジネスの指針を決めているといっても過言ではない。今回の田中の例のように、高い技術力とエコへの対応が可能なパートナーの発掘が、企業の生き残りを左右していくのではないだろうか。

【関連URL】
株式会社田中公式ホームページ

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

    「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5