SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine Press

「ビッグデータ分析だけでなく、リトルデータ分析からのスモールスタートも可能」Datawatch、日本支社設立と日本市場への本格参入を発表


 データ分析ソフトウェアベンダーのDatawatchは9月6日、年内の日本支社設立と日本市場への本格参入を前に、同社の製品を紹介する記者説明会を開催。Datawatchのチーフマーケティングオフィサー(CMO)兼ストラテジックアライアンス担当シニアバイスプレジデント(SVP)のベン・プラマー(Ben Plummer)氏が、今日のデータ分析製品に求められる要件や、同社製品の特徴、日本国内の市場動向などを説明した。

「Panopticon買収により、データ分析製品市場におけるポジションは大幅に強化」

 Datawatchのチーフマーケティングオフィサー(CMO)兼ストラテジックアライアンス担当シニアバイスプレジデント(SVP)のベン・プラマー(Ben Plummer)氏
Datawatch社 チーフマーケティングオフィサー(CMO)兼
ストラテジックアライアンス担当シニアバイスプレジデント(SVP)
ベン・プラマー氏

 Datawatchは、1986年に設立され、1992年にNASDAQに株式公開したデータ分析ソフトウェア企業。世界100ヵ国以上、4万社を顧客に持ち、国内企業では、三井住友銀行、ソニー、トヨタ自動車などがユーザーになっている。製品としては、ETL/BIツールである「Monarch Professional」や「Enterprise Server」を中心とした「情報最適化プラットフォーム(Infomation Optimization Platform)」製品と、リアルタイム可視化ツール「Panopticon」を中心とした「ビジュアルデータディスカバリ」製品の2つを柱とする。

 特に、Panopticonは、8月29日までに買収を完了したスウェーデンのPanopticon Softwareの製品で、株式市場における株価分析やリスク分析、エネルギー業界での生産分析、スマートグリッドの分析など、リアルタイム性が求められる分野で用いられている。分析にあたって、SAPのインメモリDB、SAP HANAをバックエンドにし、フロントのユーザインタフェースにPanopticonを用いることで、高速な処理と可視化を実現できることが特徴だ。

 プラマー氏は、BIやアナリティクス製品分野で20年以上のキャリアを持つ。Cognosで12年間マーケティングのSVPなど務め、その後ApplixのCMOに就いたが、CognosによるApplix買収でCongonsに戻った。その後、IBMによるCognos買収でIBMに在籍し、アナリティクスのVPなどを務めた。昨年からDatawatchのCMOを務める。

 プラマー氏は、「Panopticon買収により、当社のデータ分析製品市場におけるポジションは大幅に強化された」と主張。そのことを踏まえ、今日のデータ分析製品に求められる要件と、同社の製品群の強みを解説した。

次のページ
多様なデータをリアルタイムにビジュアライズする

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/5117 2013/09/06 19:36

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング