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アジャイルはエンタープライズへ - 「Regional Scrum Gathering Tokyo 2014」開催

アジャイルのエキスパート3氏が来日し、2014年1月14~15日に秋葉原UDXで講演

アジャイルになり、スケールアップし、リーンなままでいよう-ディーン・レフィングウェル氏

ディーン・レフィングウェル氏

 ディーン・レフィングウェル氏は、Lean System Societyのフェローであり、ソフトウェアチームが自らの目標を達成することを支援することに自らのキャリアを費やしてきた。また、アジャイルの方法論者として著名な存在であり、起業家としても知られている。著書として、『アジャイル開発の本質とスケールアップ』(2010年、翔泳社刊)がある。

 レフィングウェル氏は、Requisite社を創業し、その会社がRational Software社に買収されてから4年間、Rational Softwareの副社長を務めたという。Rally Software社では、チーフ方法論者として大規模アジャイル開発をサポートするのに必要なツールやプラクティスの定義や実現を支援することにより、大企業がアジャイルのビジネス上の利点を達成するのをサポートした。

 レフィングウェル氏の最新のプロジェクトは、Scaled Agile Framework (scaledagileframework.com) で、このサイトでは、最も大きなソフトウェア企業向けにリーンとアジャイルプラクティスを拡大するための包括的な体系を説明している。

 レフィングウェル氏は、大企業のアジャイル導入に豊富な経験を持つ。アジャイルを導入したい企業は、組織をどのように変革していけばいいのか、そのマネジメント体制をどうするのか、そのような課題を克服してきた実績がある。

 スクラム、XP、Kanbanなどの手法によりソフトウェアチームの生産性と品質が大きく変わることは実証されてきた。しかし、これらの手法には企業レベルにスケールアップするために必要な要素がもともと備わっていない。レフィングウェル氏は、そこで必要とされているのは、単純すぎて共通性のない開発中心の手法群からスケーラブルで統一化された手法への移行することだとしている。

 そのスケーラブルで統一化された手法は、組織における複雑な要素や他の利害関係者達に対応し、方向性が揃った協調的なソリューションの開発を通じて大企業のプロダクトやサービスの実現を可能にする。

 レフィングウェル氏のセッションでは、Scaled Agile Framework(SAFe)によりアジャイルになり、スケールアップし、リーンなままで居続け、もっと楽しむための方法が説明される予定だ。SAFeは、大企業のソフトウェア開発のための実証されたリーンとアジャイルのプラクティスに関する、誰でもアクセス可能な知識ベースでだという。

 レフィングウェル氏は、リーン思考とプロダクト開発フローの原則の観点で問題に取り組んでおり、それらの中心的な原則が開発組織と企業をリーンに保ち、変化する市場のニーズにすばやく対応できるようにあり続けながらも、大規模でビジネス上の成果をもたらすことをどのように支援していったらいいかを説明する。

 また、こうしたフレームワークを適用することで、よりよい成果が得られているという。拡大されたリーンとアジャイル手法を企業が体験する際に生じる、企業文化への前向きな変化の事例についても紹介する予定だ。

   「Regional Scrum Gathering Tokyo 2014」

    日時:2014年1月14日(火)、15日(水)    

    会場:秋葉原UDXカンファレンス

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