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第2回 Citrix XenDesktopはどのようなコンポーネントで構成されているか

  2008/10/08 11:00

コネクションブローカー

 Desktop Delivery Controller(以下、DDC)と呼ばれるコンポーネントが、ユーザにデスクトップを配信します。DDCでは、下記のデータベースでデータを管理しています。

データストア (MS Access, SQL Server, Oracle)

  DDCはファーム単位でグループを構成します。基本的には、1つのファームに、1つのData Storeとよばれる静的なデータを管理するデータベースを設定します。例えば、「User AがデスクトップグループAに割り当てられる」といったデータを管理しています。

データコレクタ (メモリ上)

 DDCはファーム内の動的なデータを管理します。例えば、「デスクトップグループAの仮想デスクトップAが現在使用中である」といったデータを管理しています。

 DDC間のコミュニケーションはIMA(Independent Management Architecture)と呼ばれるメッセージングプロトコルを使用しています。IMAはCitrix社が開発した通信プロトコルです。DDC間でデータを管理する為に使われます。

 管理コンソールは、Access管理コンソール(AMC)と呼ばれます。AMCでは、ユーザと仮想デスクトップの割り当てなどの管理等を行います。仮想マシンの管理は、XenServerの場合、XenAPIを使用します。

表2
表2

 また、XenDesktopはMicrosoft社からリリース予定のSystem Center Virtual Machine Manager(SCVMM)でも、サポートされています。

図4 コネクションブローカー
図4 コネクションブローカー

仮想インフラストラクチャ

 XenDesktopは下記の3つの仮想インフラストラクチャと、BladePC等の物理マシンに対応しています。

  • XenServer (XenDesktopのコンポーネントの1つとしてはいっています。)

    XenServer上で仮想デスクトップを自動で作成するツール等が使用可能です。

  • Microsoft Hyper-V
  • VMWare ESX
図5 仮想インフラストラクチャ
図5 仮想インフラストラクチャ

著者プロフィール

  • 北瀬 公彦(キタセ キミヒコ)

    シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社システムエンジニアリング部所属。 独立系SIerを経て、2000年にシトリックス・システムズ・ジャパンに入社。テクニカルサポート、グローバルエスカレーションでクラッシュダンプの解析やデバッグ作業にいそしんだ後、同R&D部にて、保守開発チーム(開発、テスト)のマネジメント、派生開発プロジェクトプロジェクトや、オフショアテストセンターの立ち上げに従事、現在は、システムエンジニアリング部にてプリセールス、アライアンス支援、新技術の紹介などを行っている。 仮想化技術全般のwikiサイト、http://v12n.jpを運営中。 email: kkitase@gmail.com twitter: http://twitter.com/kkitase blog: http://community.citrix.com/blogs/citrite/kimihikok

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連載:デスクトップを仮想化してみよう
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