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阪神大震災対応した神戸協同病院 千葉大スタートアップ発の医療支援システムを採用

 千葉大学発の医療スタートアップ企業であるSmart119は、同社の提供する医療事業継続支援システム「レスポンサム」が神戸協同病院に導入され、運用開始されたことを発表した。

 今回、導入された「レスポンサム」は、災害やテロなどの緊急事態が発生した際に病院や企業が損害を最小限に抑え、事業継続や復旧を図るための業務継続計画(BCP)に準拠し開発。

 病院にあるPCや各職員が持つデジタル端末で利用する「レスポンサム アプリ版」は、病院職員の安否確認や集合要請、一斉メッセージ配信の機能を持ち、災害時における医療従事者の集合と人員編成を支援するという。

 また「配置部署図」の機能により、罹災地に設置される複数の救護所への人員配置情報を共有化できるため、状況変化が激しい罹災地において臨機応変な災害医療体制の構築が可能だとしている。

 神戸協同病院は導入にあたり、昨年10月に実施された災害避難訓練で同システムを試験運用し、その効果を確認した結果導入に至ったという。同病院は、1995年に発生した阪神淡路大震災の被災地である神戸市長田区にあり、被災者救護拠点の経験を持つことから、「災害時には災害福祉と連携して災害医療を提供すること」を基本方針に掲げている。

 Smart119は今後も「安心できる未来医療を創造する」ことを目指し、開発を進めていくとのことだ。

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