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田辺三菱製薬、「UiPath」で約7万時間分の業務を自動化 「自走型」体制で推進

 UiPathは2月24日、田辺三菱製薬が、自動化プラットフォーム「UiPath」を活用していると発表した。

 田辺三菱製薬は、2019年にUiPath導入して以来、500を超えるワークフローを作成し、様々な業務を自動化してきたという。自動化による時間創出効果は 、約7万時間に達している。研究開発分野においては、学会のWebサイトをクロールして更新情報があったら担当者にメールを配信するワークフロー、研究者が作成した多くの報告書をまとめて当局への申請書を作成する業務において、報告書から必要な情報を抽出し申請書類の作成を補助するワークフローなどを開発したという。

 RPAの推進事務局(CoE)は、グループ会社全体の医薬品情報、経理・総務・人事などの管理業務を一点に集約させる田辺三菱製薬プロビジョンが担った。当初から、プログラム言語を使わないノーコード・ローコード開発の時代を見据え、現場の社員が対象業務を発掘し自動化する「自走型」体制で導入が進められたとしている。

 そのため、推進事務局では、オリジナルの研修メニューを作成、社員の受講を促し、ワークフロー開発のできる人材だけでなく、RPA対象業務を判断できる人材など幅広いデジタル人材の育成に努めてきた。より高度な開発者の育成が求められる段階になった2021年4月からは、UiPathの協力のもと、新しい学習カリキュラムも開発・運用しているという。今後は、シニア人材のリスキリング(学び直し)の機会提供も視野に入れ、さらなるデジタル人材の育成と付加価値業務の創出に取り組んでいく予定だとしている。

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