「システム基盤」記事一覧
システム基盤
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2018/03/16
CASB導入において国内の代表的な4つのユースケース―ーCASB選定のポイントを整理する
本連載ではこれまで、CASBの概要、CASBの2大機能であるシャドーITの可視化と、サンクションITの保護について述べてきた。今回はCASBを導入するにあたっての導入の順序やCASB選定ポイント等について解説する。
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2018/03/14
高まるマルチクラウド・インテグレーションのニーズに応える、IBMのグローバル・テクノロジー・サービス
世の中にはすでに多くのクラウドベンダー、AIベンダーが存在する。プレイヤーはたくさんいるのだが、おのおのはどちらかと言えば競合関係にある。そのため複数の製品やサービスを、インテグレーションすることにはあまり積極的ではないのが現状だ。IBMの強さの1つは、ITシステムの開発設計から保守、運用までを手掛けるITサービス部門が存在することだろう。その1つであるIBM グローバル・テクノロジー・サービス(GTS)は、顧客のためのインフラストラクチャー・パートナーと、同社で位置付けられている。GTSはク...
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2018/03/12
クラウド登場から10余年、日本企業のクラウド導入状況はどうなってる?
クラウドコンピューティング(以下、クラウド)という言葉が世の中に出始めてから10年あまり経過しました。クラウドの技術は年々進化し、活用する企業も増え、これからもさらなる拡大が見込まれています。ここにきて第2の隆盛期を迎えたといっても良いと思います。今回は当連載『マルチクラウド時代のリスクマネジメント入門』の導入として、各企業がクラウドをどのように活用しているか(活用しようとしているか)を紹介したうえで、各企業が直面している課題及びその解決に向けた方向性を示します。
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2018/02/26
Office365、AWS…クラウドサービスのセキュリティを強化するCASBの機能とは?
CASBには、大きく分けて2つの機能が実装されている。一つは社内のシャドーITを可視化する機能(クラウド利用状況の可視化)であり、前回の記事で解説した。今回はもう一つの主要機能である、Office365やAWSといった個々のクラウドサービスのセキュリティを強化する「サンクションIT(社内で正規利用されているIT)の保護」機能について解説する。
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2018/02/21
マイクロソフトがDX最新状況発表。「LANDLOG」へのAzure採用、「日本企業投資意識はアジア企業に遅れ」の調査結果など
マイクロソフトは2月20日、会見を行い、同社が調査会社IDCと行った「デジタルトランスフォーメーション」(以下、DX)に関する調査結果を発表。日本はアジアのリーダー企業に比べて、投資意欲で立ち遅れているなど課題が浮き彫りに。またIoTプラットフォーム「LANDLOG」にAzureが採用されたことと、今後の取り組みについて発表した。
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2018/02/09
これでも「弊社はシャドーITのリスクは無い」と断言できるか?軽視されるシャドーIT、代表的な脅威とは
企業のクラウドシフトに併せて、CASBはセキュリティ市場で最も注目されている技術の一つだ。CASBには、大きく分けて2つの機能が実装されている。一つは社内のシャドーITを可視化する機能(クラウド利用状況可視化)。もう一つがOffice365やAWSといった個々のクラウドサービスのセキュリティを強化する機能だ。今回は、シャドーIT可視化機能について解説する。
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2018/01/29
クラウドシフトに欠かせないCASBとは?
クラウド利用状況の可視化(シャドーITの把握)や、Office365、AWSの全社導入をきっかけに、クラウドサービスのセキュリティ強化を検討する企業が増加している。こうした企業のクラウドシフトに併せて注目を集めているのがCASB(Cloud Access Security Broker)だ。
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2017/12/13
Publickey 新野淳一氏とDB Online 谷川耕一氏が対談、業界ご意見番が見たOracle OpenWorld 2017
オラクルのクラウドは他と比べて実際どうなのか、オラクルのクラウド戦略はどう変わるのか――2017年12月7日、Oracle CloudWorld Tokyo 2017にて、DB Onlineチーフキュレーターの谷川耕一氏とPublickeyの新野淳一氏が米サンフランシスコで開催されたOracle OpenWorld 2017で発表された内容や、オラクルのクラウド戦略の方向性について意見を交わした。
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2017/12/11
日本マイクロソフトが「Microsoft Azure 徹底活用フェス@渋谷」を開催、Azure Stack専用エリアも併設
日本マイクロソフトは2017年11月28日、同社のクラウドサービスMicrosoft Azureの徹底活用をテーマに「Microsoft Azure 徹底活用フェス@渋谷」を開催した。第2回目となる今回のイベントでは、ハイブリッドクラウド基盤の選択肢として注目されているAzure Stack専用エリアも併設。Microsoft Azureをベースにソリューションを展開している国内のシステムインテグレーターが集結し、展示も多数披露された。本記事では、イベント会場で実施されたセッションの概要を紹介...
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2017/11/17
SAP on Azureでマルチクラウド体制に移行―ゴルフダイジェスト・オンラインCTOの決断
ゴルフ総合サイト「ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)」は2017年2月にIT基盤を全面的にクラウドへ移行した。それもマルチクラウドへ。どのような背景でどのような決断を下したのか。
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2017/11/15
adidas、21世紀FOXの変革の裏にSalesforceあり
Dreamforce 2017の基調講演では、3つの先進事例が紹介された。Trailheadの学習環境を自社の社員の教育用に活用するT-Mobileに続き紹介されたのが世界的なスポーツ用品メーカーadidasの事例だった。
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2017/11/13
「クラウドサービスを利用しているから、セキュリティはもう安心」 は大きな間違い―クラウド時代に「特権ID管理」が重要になる理由
企業システムでのサイバー攻撃や内部不正対策において「特権ID管理」の重要性は広く知られてきたが、クラウド利用においても特権ID管理が今求められている。その理由とは何か。「Security Online Day 2017」(主催:翔泳社)に登壇したNRIセキュアテクノロジーズの岸謙介氏は、クラウド時代における特権ID管理の重要性について解説を行った。また、一口に「特権ID管理」といっても、クラウドとの相性に優れたやり方と、そうでないやり方とがあると同氏は指摘する。
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2017/11/09
SalesforceがDreamforce 2017を開催、顧客とつながることで生まれる第四次産業革命を新たな「myブランド」戦略でサポート
今年もサンフランシスコのダウンタウンをSalesforceがジャックする、「Dreamforce 2017」が開幕した。今年は世界中の90以上の国々から17万人以上の事前登録があり、とてつもない数の参加者がサンフランシスコの街中にあふれタクシーもUberも捕まえられない状況となっている。今年のDreamforceでは、myTrailhead、myEinstein、myLightning、mySalesforce、myIoTと、サービス名称の前に「my」を付けた新たなブランド展開が発表された。こ...
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2017/10/23
マーク・ベニオフ氏や三木谷氏も投資するDomoの将来性
独立系のBIツールベンダーは、大手データベースベンダーなどに買収されその数を減らしてきた。ところがビッグデータ活用が注目されて以降は、クラウド上でデータ分析を行うサービスを展開するベンダーは一気に増えた。彼らのサービスの多くは、使いやすさ、初期投資、導入の手間が少なくて済むことを売りにしている。手軽にBIの環境を実現できるところが評価され、それら新興のクラウド型BIサービスはそれなりの数の顧客を獲得しているようだ。
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2017/10/20
世界各国で着々と進む社会のデジタル化。中国のシェアサイクル、スマートポリスを支える技術とは?
世界中でビジネスのデジタル化=デジタル・トランスフォーメーションが注目を集めているが、様々な企業のデジタルトランスフォーメーションにもファーウェイの技術は応用されている。Fortune Global 500社のうち197社がデジタルトランスフォーメーションのパートナーとしてファーウェイを選択しており、そのうち45社がトップ100に位置づけられている企業だ。
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2017/10/19
なぜ「ネットワークインフラ」がセキュリティ対策で重要なのか?
サイバーセキュリティの高度化に伴い、企業に導入されるセキュリティ機器は増え続け、複雑化によるパケットロスで、その中に潜む脅威に脅かされる可能性も生じる。その対策として、ネットワークのトラフィックの可視化とともに、セキュリティ機器に適したデータを取捨選択して送信するインフラの実現が不可欠だという。「Security Online Day 2017」(主催:翔泳社)のなかで、その考え方と具体策についてイクシアコミュニケーションズの小圷義之氏、水澤景太氏が紹介した。
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2017/10/17
SaaSベンダーのWorkdayが新たに目指す、Salesforceが成功させたPaaS活用のビジネスモデル
Workday Rising 2017ではAnalytics機能の「Workday Prism Analytics」、Data as a Serviceの「Workday ベンチマーキング」の2つが発表された。そしてもう1つ大きな発表となったのが、SaaSベンダーのWorkdayもいよいよPaaSとなる「Workday Cloud Platform」を提供することだ。
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2017/10/13
DBAのルーチンワークコストはなくなるか? Autonomous Databaseの衝撃
先週は、Oracle OpenWorldの取材で米国サンフランシスコを訪れていた。一旦帰国してすぐに出発、今週は米国シカゴにSaaSベンダーWorkdayのイベント「Workday Rising」の取材にやって来た。Oracleは今回、最新版となるOracle Database 18cを発表、12cから18cへと年次ナンバリングに名称を変更し「Autonomous(自律型)」をキーワードに改めててデータベースにフォーカスしたアピールを行った。
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2017/10/12
企業の人事、会計のところを掌握するSaaSで成長するWorkdayの次なる戦略
クラウドで人財管理および財務のアプリケーションを提供するWorkday、同社の年次カンファレンスイベント「Workday Rising 2017」が、米国シカゴで開催した。SaaS型の人財管理のソリューションを中核に、会計のアプリケーションも併せて提供することで、企業経営におけるプロセスの多くの部分をカバーできる。そのソリューションをクラウドネイティブのサービスとして提供することで、グローバルにビジネス展開する大企業でWorkdayのソリューションを採用する動きは増えている。特に米国、ヨーロッ...
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