「IT戦略/企画」記事一覧
IT戦略/企画
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2019/10/30
「エネルギーのDXで人々の生活を支える」――4年で75%電力削減に成功したシュナイダーの取り組み
重電・産業用電気機器大手の仏シュナイダーエレクトリック(以下、シュナイダー)は、新たな戦略として「エネルギーのDXを支援するソリューション企業」を目指している。これらのDX施策のマーケティングを統括する同社エグゼクティブ バイスプレジデントでCMOのクリス レオン(Chris LEONG)氏に、スペイン・バルセロナで開催された年次プライベートカンファレンス「Innovation Summit Barcelona」で、同社のDXとブランド戦略について話を聞いた。
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2019/10/28
「評論家ではなく実践者であれ」オープンハウスDX実践者から、事業会社IT部門の同志たちへ
本連載では、DX(Digital Transformation:デジタル変革)においてIT部門が果たすべき役割について、オープンハウスの事例をご紹介しながら事業会社がどうDXを推進していったのかをお伝えします。初回は全体像についてお話します。
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2019/10/18
異なるイメージを具現化、新たなアイデアをレゴで再構築する―SaaS、サブスクビジネスに生かす思考術
今回は「サービス管理の価値定義および関係者間合意」をテーマに、ビズモデルデザインの園田雄史氏と対談し、IT運用組織の果たすべき役割を明らかにする。園田氏が取り組んでいるフレームワーク、バリュー・プロポジション・キャンバスや、LEGO(R) SERIOUS PLAY(R)メソッドといったものをどのようにサービス管理に活用できるかを伺った。(後編) デジタルトランスフォーメーションの時代を迎え、ビジネスにおけるIT技術活用は不可欠だ。IT組織においても進化が求められている。ITの組織、...
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2019/10/11
本当の「価値」あるサービスとは何か―IT担当者もストーリーから価値を創出
今回は「サービス管理の価値定義および関係者間合意」をテーマに、ビズモデルデザインの園田雄史氏と対談し、IT運用組織の果たすべき役割を明らかにする。園田氏が取り組んでいるフレームワーク、バリュー・プロポジション・キャンバスや、LEGO(R) SERIOUS PLAY(R)メソッドといったものをどのようにサービス管理に活用できるかを伺った。(前編) デジタルトランスフォーメーションの時代を迎え、ビジネスにおけるIT技術活用は不可欠だ。IT組織においても進化が求められている。ITの組織、...
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2019/10/10
「ベンダー保守をやめてDX予算を捻出する」という選択肢──リミニストリート脇阪社長に訊く
「2025年の崖を乗り越えるためにSAPなどのバージョンアップは必須ではない」というのがリミニストリートの脇阪社長。「そもそもDXと基幹系システム移行の問題を同時に語るのがミスリード」とも。ベンダーの保守サービス予算を減らし、デジタル変革の予算を捻出するという同氏の主張について訊いた。
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2019/10/04
テクノロジーもガバナンスも分かる二刀流 EYACCの森島さんはいかにして生まれたのか
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングの森島直人さんは「セキュリティコンサルはセキュリティだけではだめで、経営の効率化とセット。各社のビジネスプロセスとビジネスの展開に照らし合わせ、落としどころを探すのが大事」と話す。そんな森島さんには10年ほど抱えている悩みがあるという。
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2019/10/01
AI×量子コンピュータで社会課題を解決 ─ 福岡のAIベンチャー、グルーヴノーツの挑戦
グルーヴノーツという企業がある。本拠地は福岡。代表取締役社長を務めるのは、イーシー・ワンの創業者としても知られる最首英裕氏だ。グルーヴノーツは誰もが簡単に利用できるAIとして「MAGELLAN BLOCKS」を提供、4月には量子コンピュータを活用した「組合せ最適化ソリューション」もベータとして提供開始した。最首氏にグルーヴノーツの思想、MAGELLAN BLOCKSで目指すことについて聞いた。
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2019/09/20
データ保護や組織多様化に取り組むことはデジタルビジネスを加速させる一手だ
デジタルビジネス戦略に明るいガートナーのディスティングイッシュトバイスプレジデント、アナリストのマーク・ラスキーノ (Mark Raskino) さん。今後グローバル全体でテクノロジーへの投資はどうなっていくのか。また、日本のデジタルビジネス戦略は今後加速させられるのかを訊いた。
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2019/09/17
2025年までにSAP ERPをまずはクラウドにリフトして、企業のIT環境をDXレディにする
連載企画。今回はERPコンサルタント鍋野敬一郎氏、BeeXの広木 太氏の意見を踏まえてERPのモダナイズとレガシーからのリフト&ソフトの実践上の要点について述べていこう。
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2019/09/10
そもそも、リクナビ問題は何が問題だったのか――専門家ら討論「個人情報保護、本来の目的に立ち返って」
一般財団法人情報法制研究所(JILIS)は9月9日、「第2回JILIS情報法セミナー in 東京」を都内で開催した。同セミナーでは、就活情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが学生の内定辞退率予測データを顧客企業に販売していた問題に対し、専門家から「説明をした上でもユーザーから同意が取れない事業はすべきでない」などの意見が交わされた。リクナビ問題で同社は、個人情報保護委員会による勧告・指導に加え、厚生労働省からも「職業安定法違反に当たる」として、行政指導を受けている。
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2019/09/06
新たなことにチャレンジしたい時に、エバンジェリスト養成講座を受けるべき理由
マイクロソフトのカリスマエバンジェリスト西脇資哲氏が、10年に亘り続けているのが「新エバンジェリスト養成講座」だ。これを久しぶりに受講した。そして講座冒頭の「2時間通して、あっと言う間だったと思ってもらえるようにします」という言葉が、終了時には嘘ではないと実感することになった。
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2019/07/31
SIAMの中核を担うSI(サービスインテグレート)、必要なスキルとは【クラウド時代のサービス管理】
第9回はSIAMのカルチャーに関する3つの検討事項についてご説明いたしました。最終回となる今回は、SIAMの中核となるSIを推進していくために必要なスキル・能力について考えてみたいと思います。
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2019/07/26
RPA×AIの強みを持つAutomation Anywhere、マイクロソフトと協業の理由
RPAベンダーのAutomation Anywhereは、2019年6月にMicrosoftとの協業を発表した。今後は同社の製品を稼働させるクラウドインフラとして、Microsoft Azureを推奨クラウドとする。加えてMicrosoft 365、Microsoft Dynamics、Microsoft PowerBI、Microsoft Power PlatformなどMicrosoft製品との密な連携機能も提供。既にRPA Botを提供しているオンラインマーケットプレイス「Bot Sto...
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2019/07/24
ICT活用による戦略的働き方改革、社内外同等のOS環境実現でテレワークを推進-VMware
ヴイエムウェアは2019年7月17日、ワークスタイルイノベーションの実現をテーマとしたプレスセミナーを行った。今年4月に働き方改革関連法が施行され、各社の取り組みが注目される中、同日発表されたアンケート調査結果によると、働き方改革の鍵となる「IT利活用の向上」や「テレワークの推進」は比較的小幅の進展にとどまる結果となった。
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2019/07/09
「コードを書く以外の方法でビジネスを描く」――BizDevの働き方【メルカリの場合】<2>
デジタル時代のビジネスを前進させるため、あらゆる組織を横串でインテグレートするキーマン「BizDev」。BizDevは実際にどのような働き方をし事業にコミットしているのか。そしてBizDevという概念が浸透して向かう先は――。 株式会社メルカリ 事業開発部部長の小野直人さんとフリーランスBizDev/Technologist 佐野和哉さんに対談していただきました。<後編[前編はこちら]>(Photo by Toshimura)
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2019/07/02
「上流工程からローンチ後まで、プロジェクトの全てを見る」――BizDevの働き方【メルカリの場合】<1>
デジタル時代のビジネスを前進させるため、あらゆる組織を横串でインテグレートするキーマン「BizDev」。BizDevは実際にどのような働き方をし事業にコミットしているのか。そしてBizDevという概念が浸透して向かう先は――。 株式会社メルカリ事業開発部部長の小野直人さんとフリーランスBizDev/Technologist 佐野和哉さんに対談していただきました。<前編>(Photo by Toshimura)
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2019/06/27
SAP移行を経営層に説得するための「リフト&シフト戦略」徹底理解
2025年のSAP ERPの保守切れよって対応を迫られるSAPの移行は、「本社移転にも匹敵する大事業」となると鍋野氏は言う。その必要性をいかに経営層に説得するか。そのための「リフト&シフト戦略」の考え方、人材がどのように逼迫し、どのような実行ステップが必要になるかについて解説してもらった。(編集部)
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2019/06/25
「DevOpsの指標は顧客に提供できる価値」成功の秘訣は?
開発(Development)と運用(Operations)を合わせた「DevOps」。ガートナーの日本におけるハイプサイクルにおいて、2017年段階で既に過度な期待のピーク期から幻滅期の入り口に位置付けられていた。グローバルでは同時期すでに幻滅期にあった。現在、DevOpsの市場への浸透度には国内外で差があるものの、取り組む企業は日本でも確実に増えている。 今後DevOpsに取り組み成功するにはどのようなアプローチをとれば良いのか。グローバルで先進的にDevOpsに取り組む企業の特長...
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2019/06/21
経産省のDXレポートの警告「既存システムでは生き残れない」は本当か?
連載の第三回目。今回からはITのコンサルタントでERP専門家の鍋野敬一郎氏の寄稿をお届けする。昨年発表された経済産業省の「DXレポート」は、霞が関から出たレポートにしては異例の、危機感に満ちた内容でIT業界に衝撃を与えた。この経産省のビジョンと、SAPのERPシステムの保守切れ問題との関係は何か。今回は、「老朽化したシステムが競争力を低下させる」という警告の意味を掘り下げる。