「セキュリティ運用」記事一覧
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2019/12/05
NISTやIPA発行のセキュリティ関連文書を理解し易くし企業のリテラシー向上へ─ Zohoの取り組み
サイバーセキュリティ対策でよく有識者が強調しているのが情報共有の重要性だ。立場を越えて情報を共有することで被害の拡散を防ぎ、または誰かの予防にもつながる。みんなで手を取り合い、悪意ある攻撃に対抗して...
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2019/11/22
急増するサイバー攻撃の標的はIoTデバイス デジサートがセキュリティ対策を解説
急速に普及するIoT。新しい可能性を模索することが先行し、セキュリティ対策は後手に回っていることが多い。IoTデバイスがハッキングされるとどのような被害が起こりうるのか、また最新の対策について、米デ...
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2019/09/24
激化する米中の貿易摩擦、問われる企業の地政学リスク対応、PwCが調査
各種報道で「地政学リスク」という言葉を耳にする機会が増えている。地政学リスクとは特定の国や地域における政治、軍事的緊張が経済の行方を不透明にするリスクのことを指す。不確実性が増大するビジネス環境の下...
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2019/09/03
国家絡みで日本を狙うサイバースパイに、脅威インテリジェンスで備えよ
高まる地政学リスクや、国家間の緊張関係の中で、日本の組織を対象にした標的型攻撃が増えている。中でも「Tick」や「BlackTech」といった攻撃グループは、明らかに国家絡みで「日本」を標的にしてお...
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2019/03/14
「あなたが(性的な)サイトにアクセスしている証拠を記録した」――巧妙なセクストーションスパムに警戒せよ
カスペルスキーは2019年3月5日、記者向けにサイバーセキュリティフォーラムを開催。直近の高度な標的型サイバー攻撃を解説し、昨年から出回っているセクストーションスパムについて注意喚起した。
セキュリティ運用
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2019/02/26
IoTのセキュリティ・バイ・デザイン、ITと何が違う?
デロイトトーマツリスクサービスは2019年2月6日、「Security by Design for IoT」を発表した。セキュアなモノづくりを支援するサービスとなる。なぜデロイトがモノづくり支援なのか、同社 シニアマネジャー 松尾正克氏が説明した。
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2019/01/25
次は日本にも?ランサムウェアや個人情報流出の最新情報――マカフィー スコット・ジャーカフ氏が注意喚起
マカフィーは記者向けに脅威動向の勉強会を開催し、セールスエンジニアリング本部 サイバー戦略室 シニアセキュリティアドバイザー CISSP スコット・ジャーカフ氏が直近の注目すべきサイバーセキュリティインシデントを解説した。
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2019/01/23
情報資産は最小化し、境界を形成して保護せよ――ゼロトラストモデルをジョン・キンダーバグ氏が説く
セキュリティモデルの「ゼロトラスト」はネットワークセキュリティにおいて、前提を「信頼する」から「信頼しない」へと転換するものであり、技術的な戦術というよりは戦略的な概念だ。現在は米パロアルトネットワークスでフィールド担当CTOを務める同氏が「ゼロトラスト」の概念から実装まで解説する。
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2019/01/17
2019年の脅威キーワードはAI、IoTデバイス、5G――セキュリティベンダー各社が予想
年末になると各種セキュリティベンダーが年内に起きたセキュリティ事件を総括し、脅威が翌年にどのように発展しうるか見解を述べる。各社の予想や指摘から、代表的なものをピックアップする。
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2018/12/20
2018年11月 注目のサイバーインシデント(事件・事故)/名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」
11月は、重要インフラや医療分野への攻撃対象が拡大したほか、将来の大規模攻撃を意図した偵察行動が観測されました。攻撃手法の多様化が進んでおり、企業には新しい攻撃に備えた防御策が求められます。主なインシデントの解説とその対策方法を紹介します。本記事はPwC『名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」』の一部転載です。
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2018/11/29
2018年10月 注目のサイバーインシデント(事件・事故)/名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」
10月は、サプライチェーンやICSネットワークを狙った攻撃など、ビジネスに悪影響を与えかねないサイバー攻撃による被害が目立ちました。主なインシデントの解説とその対策方法を紹介します。本記事はPwC『名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」』の一部転載です。
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2018/11/27
シマンテックAPACのCTOが警鐘「医療データは不変。だから金になる」
近年、医療業界を標的としたサイバー攻撃が増加している。2018年7月に発生したシンガポールの医療機関に対するサイバー攻撃では、首相含む150万人の医療情報が流出した。攻撃者は何を目的に攻撃を仕掛けてくるのか。米シマンテックでアジア太平洋地域のCTO(最高技術責任者)を務めるニック・サビデス(Nick Savvides)氏に話を聞いた。
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2018/11/26
サイバーセキュリティ経営を進める「戦略マネジメント層」が不足している――NISC内閣審議官 三角育生氏
日本政府は現在、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する「Society 5.0」(ソサエティー5.0)を提唱している。そこで課題となるが、IoT、重要インフラ、サプライチェーンを狙った攻撃など、サイバー空間がもたらす深刻な脅威の拡大だ。政府は、「Society 5.0」の実現に向けどのようなサイバーセキュリティ戦略を策定し、施策を実施していく予定なのか。11月8日に開催されたセキュリティカンファレンス「MPOWER Cybersecu...
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2018/11/13
「どうしますか?」「どう考えられますか?」――インシデント対応力を鍛えよ!記者が体験したサイバーセキュリティ演習
サイバー攻撃は常に姿を変え、隙を突いてくる。防御する側も健闘しているものの、油断は禁物だ。近年では企業・組織においてサイバーセキュリティ演習が普及しつつある。PwCは記者向けに実際にインシデントに直面したことを想定した机上演習を実施した。机上演習とは一体どのようなものなのか。記者が実際に体験した演習の模様をレポートする。
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2018/11/05
適切なサイバーセキュリティ対策の確立に向けた努力を――名和利男氏が解説する「机上演習(TTX)活用のポイントと公然情報の重要性」
サイバー攻撃によるインシデントが発生した際の対応は、「検知・認知」し「理解・判断」を行い「指示・支援」により対処する。しかし、日本ではこのロジックがうまく機能せず、インシデントが拡大してしまう傾向がある。この課題の解決には、潜在化事象の把握と机上演習が有効だ。編集部主催のカンファレンス「Security Online Day 2018」では、株式会社サイバーディフェンス研究所の上級分析官である名和利男氏が登壇し、公然情報と机上演習の実例とポイントを紹介した。
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2018/10/18
社会インフラをサイバー攻撃から守る――中部電力グループが取り組むサイバーセキュリティ
中部電力は、日本の中部地方一帯の電力インフラをほぼ一手に担う大規模社会インフラ業者として、事業の継続性に大きな社会的責務を負っている。いま中部電力グループが取り組んでいるセキュリティ施策とはどんなものか。翔泳社主催のSecurity Online Day 2018では、「中部電力グループが取り組むサイバーセキュリティ~社会インフラ防護のためのセキュリティ施策~」をテーマに中部電力の澤井志彦氏および中電シーティーアイの永野憲次郎氏が同社の取り組み事例を紹介した。
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2018/10/09
セキュリティが本業ではない企業のセキュリティ投資、人材はこう考えよ――ANAシステムズ阿部恭一氏が指南
セキュリティを本業としていない一般的な事業会社において、セキュリティ対策にどこまで投資ができるか、また担当する人材をどう社内から発掘し、育成するべきか――。ANAグループで情報セキュリティを統括する阿部恭一氏がセキュリティ投資の考え方を指南する。
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2018/10/04
クラウド、デジタル、働き方改革のスペシャリストがセキュリティについて語り合う
クラウドやデジタル活用が進むなか、ブレーキとなりがちなのがセキュリティだ。編集部主催のSecurity Online Dayで開催されたパネルディスカッション「マルチクラウド、デジタル推進に向けた情報セキュリティ運用の現場」ではパネラーから「正しく使えばクラウドのほうが安全」、「クラウドや新しいサービスを使えないリスクもある」という指摘がなされた。デジタル活用時代の現実的なセキュリティ対策を考える。
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2018/09/27
2018年8月 注目サイバーインシデント(事件・事故)/名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」
8月は不正アクセスやサーバー設定ミスによる大規模な漏えい、個人情報の取得を目的とした攻撃などが発生しました。漏えいする情報は1件あたりのデータ流出数も多くなっており、被害発生時に企業が受けるダメージは深刻です。以下、主なインシデントの解説とその対策方法を紹介します。本記事はPwC『名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」』の一部転載です。
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2018/09/07
CSOは経営陣にビジネス改善を提案する立場が求められている――米タニウムCSOデビッド・ダマト氏
ランサムウェアに標的型攻撃、エンドポイント保護の重要性は高まりつつある。しかし大規模環境であろうとも迅速に脅威を検知し、かつ効率的に運用できるかは課題だ。タニウムは独自技術でスピードと可視化を実現したエンドポイントプラットフォームを提供している。米タニウムCSOのデビッド・ダマト氏に製品の特徴とCSOの役割について聞いた。
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2018/08/28
2018年7月 注目のサイバーインシデント(事件・事故)/名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」
7月に発生したサイバーインシデントを分析すると、スマートフォンなどのモバイルデバイスが狙われており、攻撃対象の拡大が顕著でした。この他、ネットワーク機器やウイルス対策ソフトの脆弱性を悪用した攻撃も引き続き増えています。以下、主なインシデントの解説とその対策方法を紹介します。本記事はPwC『名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」』の一部転載です。
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2018/08/09
IT運用とセキュリティ運用は統合できる――企業のセキュリティ対策体制の強化で注目される「サイバー・ハイジーン(衛生管理)」とは?
2017年、ワーム型ランサムウェア「WannaCry」が猛威をふるった。世界各国で大きな被害が発生したのはまだ記憶に新しい。現在、WannaCryのような“ばらまき型”のランサムウェアだけでなく、特定の組織内の情報を狙う標的型攻撃でも深刻な被害が出ている。これまでは存在しなかった脅威が次々と現れており、企業には新たなセキュリティ対策の体制が求められる。そんな中、有効なアプローチとして重要視されているのが「サイバー・ハイジーン(衛生管理)」だ。企業経営の視点から現在の脅威動向と今重視すべきセキュ...
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2018/08/08
サイバーセキュリティの知見を「セーフティー」に生かしていきたい――トヨタ自動車 守屋英一さん
サイバーセキュリティ分野の第一線で活躍している守屋英一さん。全てを知り尽くした上で堅実にキャリアを積み重ねていると思いきや、実は「できっこない」と思うことも無理を承知で挑戦することも。未知なる世界に飛び込み、多くの発見と学びを得てきた。守屋さんがこれまで歩んできた道、これから目指すものとは。
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2018/07/30
サイバーリスクはシステム停止や個人情報漏えいだけではない/名和利男が説く「最新サイバーセキュリティ動向と経営者への提言」
ITに依存した今日のビジネス環境下、サイバー攻撃は経営の根幹をゆるがす重大な脅威です。サイバー攻撃を未然に防ぐための準備に加え、サイバー攻撃を受けた際に、最適な対処・対応をいかに迅速に進めるかが重要になります。サイバーリスクを経営課題として、経営層が自ら取り組むことの重要性を説く本コラム。前回は、脅威の動向を知ることで、経営層による迅速かつ適切な判断が成り立つことを説明しました。今回は、最近発生したサイバーインシデントの具体例をもとに、脅威動向を推察し事業継続を実現するための経営判断について解...