「Enterprise IT Women's Forum」は情報システム部門・IT部門・DX部門の女性を対象にしたカンファレンスです。

開催によせて

EnterpriseZineでは、連載「酒井真弓の『Enterprise IT Women』訪問記」にて、情報システム部門の女性リーダーにスポットを当てています。2022年8月のスタート以降、30名ほどの方にお話を伺ってきました。情報システム領域における女性リーダーの活躍を応援するとともに、互いを労い、交流する場として「Enterprise IT Women's Forum」を開催します。連載で取材した方をはじめ、様々な企業で活躍する女性リーダーが参加予定です。

今回は、EnterpriseZine読者の皆さまにもぜひお越しいただきたく、若干名の参加を受付しております。幅広い情報システム領域で、それぞれに強みをもつ女性リーダーが一堂に会するのはこの場だけです。ぜひお気軽にご参加いただけたらと思います。なお、本カンファレンスは、登壇者、参加者ともに女性の方とさせていただきます。

連載記事も合わせてご覧ください!

酒井真弓氏のコメント
これまでのどのインタビューも学びあり、笑いありで、元情シスとして「一緒に働きたい」と何度思ったことか。今回は、そんな皆さんが一堂に会します。参加しようか悩んでいる方、人見知りの方(実はわたしもです)もお越しいただいたらきっと楽しいです。お待ちしています!

スピーカー

SUBARU
辻 裕里

ヤマハ発動機
蔦木 加代子

荏原製作所
入江 哲子

資生堂
髙橋 宏美

大日本印刷
塩崎 美恵

パーソルホールディングス
朝比奈 ゆり子

資生堂インタラクティブビューティー
櫻井 佳子

日本テレビホールディングス
辻 理奈

HENNGE
川竹 茜

ノンフィクションライター
酒井 真弓

タイムテーブル(17:00~20:30予定)

【基調講演】17:05~17:45【対談】女性役員のこれまでの歩みとこれからの変革

企業のデジタル化を率いるCIOやCDOの女性はまだ多くありません。しかし、現場で多くの女性リーダーが活躍していることから、近い将来、女性CIOが多く誕生してくることが予想されます。まさにこの会に集う女性たちは“未来のCIO候補”です。
辻氏はITベンダーからキャリアをスタートさせ、現在は事業会社にてCIOを務めています。これまでのキャリアを振り返りつつ、現職での取り組みや未来の女性CIOに向けてメッセージを送ります。
モデレーターはノンフィクションライターで、連載「酒井真弓の『Enterprise IT Women』訪問記」を担当する酒井真弓氏が務めます。
※ただいま対談登壇者を調整中です。

辻 裕里 [SUBARU]

株式会社SUBARU 執行役員 CIO IT戦略本部長

日本IBMでSEになり、結婚を機に女性就業支援の週末起業を行い、SEとのダブルワークを実践。子育てのため地元製造業サンデンに移り、IT本部と総務本部を経て執行役員CIOに3年従事。子育てと介護が一段落したのを機に、2019年にSUBARUに移り、情報システム部長として社内のデジタル化を推進。サイバーセキュリティ部長と総務部長を兼務し、ITを基軸とした働き方改革を推進。今年4月より現職。役員就任と同時に娘の里帰り出産を経験し、孫活を見据えた効率的で働きやすい会社づくりをしています。

【モデレーター】酒井 真弓 [ノンフィクションライター]

ノンフィクションライター

ノンフィクションライター。IT系ニュースサイトのアイティメディア(株)で情報システム部、イベント企画を経て、2018年フリーに転向。広報、イベント企画、コミュニティ運営、イベントや動画等のMCとして活動しながら、民間企業から行政まで取材・記事執筆に奔走している。日本初Google Cloud公式エンタープライズユーザー会「Jagu'e'r(ジャガー)」のアンバサダー。著書に『ルポ 日本のDX最前線』 (集英社インターナショナル) など。EnterpriseZineで、「酒井真弓の『Enterprise IT Women』訪問記」連載中。

【LT】17:50~18:40女性リーダーによるライトニングトーク

女性リーダー5名が自社情シスにおける取り組み事例や業務上の工夫・ティップスをお届けします。

HENNGEの情シス(仮)

10年前に公用語英語に踏み切ったHENNGE。『Transparency, Diversity & Inclusion, Love Technology 』を会社理念に掲げているHENNGEの情報システム部門から見たリアルについてお話しします。

川竹 茜 [HENNGE]

HENNGE株式会社
People Division, Deputy Division Manager
People Division - Internal IT Section, Section Manager

2003年に新卒でHENNGE(当時はHorizon Digital Enterprise)に入社。メール配信ソフトウェア HDE Customers Careのインフランエンジニア、HDE Mail Filterなどのテクニカルセールスやテクニカルサポートを経て2017年に情報システム部門であるInternal IT Sectionへ配属。2018年にはSection Managerに昇進し、現在はDeputy Division Managerとして活躍中。また、2016年から2019年までISMSの事務局長を務め、リスクマネジメントなどの知識と経験を培った。

グローバルサイバーセキュリティ対応体制への挑戦(仮)

ヤマハ発動機グループでのサイバーセキュリティ対策を通じて直面しているグローバル体制の課題に対し、今後どのように取り組んでいくのかについて、人材育成、リーダーシップ、組織運営の観点から共有したいと思います。

蔦木 加代子 [ヤマハ発動機]

ヤマハ発動機株式会社
プロセス・IT部 サイバーセキュリティ戦略グループ グループリーダー

1997年にヤマハ発動機株式会社に入社し、情報システム部門にてコミュニケーション系インフラの構築やシステム導入に携わりました。その後、Office365のグローバル導入を企画立案し、プロジェクトをリードしてすべてのグループ会社に展開しました。インフラや社内プラットフォームを統括するグループのリーダーを経て、2018年からはインフラを中心としたサイバーセキュリティ対策を推進。2024年からはサイバーセキュリティ戦略グループリーダーとして、IT領域だけでなく、工場や製品に関するサイバーセキュリティ領域も担当しています。

チェンジマネジメント、システム導入における自分ごと化の重要性

荏原製作所では、グループ会社全体を対象とした基幹システム(ERP)の導入を 欧米、アジアで実施し、グローバルでの一体経営を目指して取り組んでいます。300人を超えるプロジェクトを強力に進めているのが、 日本ではまだ馴染みの少ないチェンジマネジメントです。チェンジマネジメントがなぜ必要なのか、取り組みとともにその重要性をお話しします。

入江 哲子 [荏原製作所]

株式会社荏原製作所
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進部長 兼 CIOオフィス/情報通信統括部/人材戦略部

慶応義塾大学卒業後、日本HP、花王にて、アジアERP導入教育(E&C)、アジア・スイスなどでの半数以上海外メンバーで構成されるグローバルリーダーシップ開発研修の企画立案、欧米ASEAN中華圏での新規事業創造プロジェクトに従事。その後DX推進組織を経て、ソニーグループのグローバルHRプラットフォーム推進。現職ではダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)および、ERP導入グローバルチェンジマネジメント他、推進。

資生堂のOTセキュリティ事例のご紹介

この講演では、資生堂がどのようにしてOTセキュリティを強化し、企業全体の安全性と効率性を向上させているかを簡単にご紹介します。資生堂のOTセキュリティへの取り組みは、製造現場の安全性と効率性を確保するための重要な施策です。具体的に、全工場へのOTセキュリティアセスメントの実施や、最新のセキュリティ技術を導入し、サイバー攻撃からの防御を強化しています。また、従業員の意識向上を図るための教育プログラムを実施し、全社的なセキュリティ文化の醸成を目指しています。これにより、資生堂は信頼性の高い製品供給を実現しています。

髙橋 宏美 [資生堂]

株式会社資生堂
情報セキュリティ部

大手SIerでのインフラ・ミドルウェアエンジニアを経て2018年に資生堂に入社。那須工場・福岡久留米工場といった国内新工場稼働プロジェクトに参画し、システム・アプリケーション領域を担当。同時に工場従事者向けのITトレーニングの計画立案・実行を行う。2022年に情報セキュリティ部へ異動。生産領域でのITプロジェクト経験を活かし、工場セキュリティアセスメントや情報セキュリティアウェアネスリードとして、グローバル含めた全リージョンのトレーニング計画立案・マネジメントに携わっている。

IT投資とITの価値(仮)

IT投資が企業の競争力を左右する現代、どのようにしてITの価値を最大化するかが問われています。本LTでは、ITの価値評価の重要性とビジネス部門への理解促進について、実体験を交えながら皆様に共有し、インサイトを提供する場にしたいと思います。

塩崎 美恵 [大日本印刷]

大日本印刷株式会社
出版イノベーション事業部 hontoビジネスセンター ハイブリッドプラットフォーム開発本部・本部長

大日本印刷(株)に入社後、情報システム部門で基幹システムの構築運用を担当。その後、SI部門に異動し、自社パッケージシステムの企画開発を担当。2011年から約10年間、自社事業のECサイト開発部門の管理職として内製開発とアジャイル開発に取り組む。2021年からは本社情報システム本部でデータマネジメント基盤の構築や基幹システムのモダナイズなどのDX推進を担当。2024年4月より現職。

【特別講演】18:45~19:15生成AI活用推進リーダーたちが最新状況を語り合う

生成AIの爆発的な注目を経て、着々と企業実装が進んでいます。今回は、生成AI活用の推進リーダーたちによるパネルディスカッションを開催。「生成AIでこんなことができるようになった」「ここが課題」といったホンネのトークをお届けします。

朝比奈 ゆり子 [パーソルホールディングス]

パーソルホールディングス株式会社
グループデジタル変革推進本部 本部長

外資系プロジェクトマネジメントソリューションベンダーにてキャリアを開始。外資系ITセキュリティ会社2社でコーポレートIT部門の責任者を経て、2014年にパーソルキャリア(旧インテリジェンス)に入社。2018年、パーソルホールディングスへ転籍し、新法人設立に従事。2020年、パーソルホールディングス グループデジタル変革推進本部 ビジネスITアーキテクト部 部長に着任。2021年より現職。
 

櫻井 佳子 [資生堂インタラクティブビューティー]

資生堂インタラクティブビューティー株式会社
IT本部 デジタルイノベーション部 部長

SEとしてキャリアをスタートし、WebエンジニアやWebプロデューサー、ITコンサルタント等を経て、2016年に株式会社資生堂に入社。主にEコマースやデジタル領域の強化・拡大を推進し、現在は資生堂インタラクティブビューティー・IT本部において、インフラ基盤・デジタル基盤・社内ITツール全般の管理や、AI/RPA等の社内DXプロジェクトを推進中。資生堂グループ全体のIT/Digital戦略の推進やIT人材育成に携わっている。
 

辻 理奈 [日本テレビホールディングス]

日本テレビホールディングス株式会社
経営戦略局 経営戦略部 兼 R&Dラボ 主任

新卒でメーカーにて自然言語処理、アプリケーション構築の経験をし、2021年日本テレビ放送網株式会社に中途入社。データ基盤「FACTly」のプロダクトマネジメントを担当し、コンテンツ(番組)に関するデータ活用を推進してきた。2023年には生成AIプロジェクト「FACTly-Mate」やローコードを用いたプロジェクトの立ち上げを実施し、社内DXを推進してきた。現在は日本テレビホールディングス株式会社 経営戦略局にて戦略立案をおこなっている。
 

【モデレーター】酒井 真弓 [ノンフィクションライター]

ノンフィクションライター

ノンフィクションライター。IT系ニュースサイトのアイティメディア(株)で情報システム部、イベント企画を経て、2018年フリーに転向。広報、イベント企画、コミュニティ運営、イベントや動画等のMCとして活動しながら、民間企業から行政まで取材・記事執筆に奔走している。日本初Google Cloud公式エンタープライズユーザー会「Jagu'e'r(ジャガー)」のアンバサダー。著書に『ルポ 日本のDX最前線』 (集英社インターナショナル) など。EnterpriseZineで、「酒井真弓の『Enterprise IT Women』訪問記」連載中。

【懇親会】19:20~20:30女性リーダー交流会

講演に登壇したスピーカーに直接ご質問いただける「Ask the Speaker」を用意。さらに、同じ領域に携わる女性リーダー同士の横の連携を深める機会にお役立ていただけます。ぜひ名刺をお持ちください。軽食とドリンクを用意しております。なお、飲食や勧誘などを主目的とした参加は固くお断りします。

※イメージ画像です

開催概要

名称 Enterprise IT Women's Forum powered by EnterpriseZine
日時 2025年1月31日(金)17:00~20:30予定
会場 ホテル雅叙園東京
〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 3F オリオン・カシオペア
参加対象 事業会社に所属する情報システム部門・IT部門・DX部門の女性の方
上記部門に該当しないがDXやITの推進を担っている女性の方も大歓迎
(※女性の定義:「自分は女性である」と思っているすべての方)
参加費 2,200円(税込)※懇親会参加費用を含む
主催 株式会社翔泳社 EnterpriseZine編集部
注意事項 ※協賛企業の競合に該当する場合など、参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・本イベントはオンライン配信の予定はございません。後日「EnterpriseZine」にてレポート記事を掲載予定です。
・イベント内容の撮影、録音については固くお断りさせていただきます。違反が発覚した場合、法的措置を取らせていただく場合もございますのでご注意ください。
・プログラムの内容・講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。
・事前にお申込みされたご本人様のみご参加いただけます。代理でのご参加はできませんので、あらかじめご了承ください。
問い合わせ先 申し込みに関する問い合わせは下記までご連絡ください。
株式会社翔泳社 イベント事務局 se_event@shoeisha.co.jp

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行動規範

本イベントでは、すべての参加者、スピーカー、スポンサーとスタッフはイベント開催中およびその前後を含め以下の行動規範に従うことへの同意を必要とします。主催者はイベント開催を通じてこの規範の実施を徹底します。私達主催者は誰にとっても安全な環境を確約するためにすべての参加者が協力することを期待しています。

全員がハラスメント行為なく、本イベントに参加し体験できる環境の提供に最善を尽くします。私達主催者は、イベント参加者によるあらゆるハラスメント行為を一切許容しません。

ハラスメント行為には、言葉による性別、性的指向、障碍の有無、外見、身体の大きさ、人種、民族、国籍、宗教に関する攻撃的なコメント、公的空間での性的な映像表現、意図的な威力行為、ストーキング、つきまとい、写真撮影や録音によるいやがらせ、トークやその他のイベントに対して繰り返して中断しようとする行為、不適切な身体接触、そして望まれない性的な注意を引きつける行為を含みます。

他者を傷つける・苦痛を与える・不利益を与える言葉や行為、映像表現を使うことは会場およびイベントに関連するいかなる場でも不適切であり、その適用範囲は発表やトークの内容、ワークショップ、展示、関連パーティー、SNSやその他のオンラインメディアでの発言を含みます。これらのルールを破ったイベント参加者は、主催者の判断によって、会場中の行動を制限されたり、参加費(協賛金)の返却なく、本イベントからの追放処分を受けることがあります。

この行動規範は「会議での行動規範」をべースに改修し、Creative Commons Attribution 3.0 Unported Licenseでライセンスされています。