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次なる仮想化ポイント「ストレージ仮想化」

SANmelody×VMware VI3 評価版インストール-TEV  実践編-

VMware ESXサーバとの接続

 インストールが完了しサーバが再起動したら、SANmelodyの管理GUIを起動する。タスクバーに、データコアのアイコンがあるのでクリックし、”Open Computer Management”を選択する。

 SANmelodyの管理GUIは、WindowsのMMC上にスナップインされる。機能や設定項目ごとにツリーになっており、Windowsを触った事があれば、違和感なく簡単に操作できる。また、SANmelodyのすべての設定は、設定後にApply Configurationを実行する事で反映される仕組みになっており、間違った操作を防ぐ仕様となっている。

 初回起動時は、SANmelodyのサービスが起動していないため、起動の確認をするポップアップが表示される。ここでは、”はい(Y)”を選択して起動する。

SANmelodyのGUI
SANmelodyのGUI

 次にSANmelodyサーバとVMware ESXサーバをEthernetケーブルで接続する。この際に、iSCSIのTCP/IPネットワークは、その他のネットワークと分けて専用のネットワークを構成する事を推奨する。また、ESXサーバ側ではiSCSI接続に必要な設定を行っておく(iSCSIのターゲット登録や、Firewall設定など)。ESXサーバ側の設定が終わると、SANmelodyからリンクアップを確認できる状態にしておく。

 VMware ESXと接続が終わったらMMC上のSANmelody管理GUIから、アプリケーションサーバ情報をSANmelodyに登録する。これは、仮想ボリュームのマッピングを行うときなどに利用し、仮想ボリュームの「マスキング」と同様の効果がある。また、アプリケーションサーバ情報の登録では、サーバ名とOS Typeを設定するが、ESXサーバを登録するときはOS Typeを”VMware”と選択する。また、登録の際に、ESX-iSCSIイニシエーターポートも、SANmelody上のチャネルとして登録する。

 ここまでのステップで、ESXサーバとSANmelodyの接続は完了となる。

VMware ESXサーバとの接続

  1. SANmelody管理GUIの起動
  2. ESXサーバでiSCSI接続に必要な設定を実施
    • ターゲット登録やFirewall設定等
  3. ESXサーバとSANmelodyサーバをEthernetケーブルで接続(iSCSI接続の場合)
    • iSCSI専用ネットワークを構成
  4. SANmelody上で、ESXサーバを登録

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仮想ボリュームの作成

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この記事の著者

片山 崇(カタヤマ タカシ)

データコア・ソフトウェア株式会社  取締役 兼 セールス・マーケティングマネージャー成蹊大学法学部卒。アルゴ21において仮想ストレージ、SAN、バックアップ、災害対策、ストレージアセスメントなどのストレージソリューションの営業を幅広く経験。現在、仮想ストレージベンダーであるデータコア・ソフトウェアにて、様々な業種の...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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