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富士通、働き方改革を支援する「在席状況分析活用サービス」と「ペーパーレス会議システム」を販売開始

 富士通は、オフィス空間や働く人・働き方の状況把握と、ファシリティ活用などにおける働き方改革の効果測定や効率化に向けたマネジメントを支援する方策として、オフィス空間の利用状況をリアルタイムにセンシングし分析することで、ワークスペースの最適化や効果測定を可能にする「在席状況分析活用サービス」と、紙資料の印刷・準備・保管など人手や場所の制約を無くし、会議のデジタル化を実現する「ペーパーレス会議システム」の2つのサービスを販売開始するという。

 ・「在席状況分析活用サービス」の概要

 サテライトオフィスなどの各席に設置した環境センサーや人検知センサーによるセンシングデータをリアルタイムに収集・分析し、利用状況を可視化する。これにより、利用者は、空席情報や使用席の滞在時間をWEBアプリケーションで事前に確認できるため、空席を探す手間と時間を削減することができる。

 さらに、サテライトオフィスの利用効率が上がり移動時間の削減も期待できる。また、サービスを提供する部門や事業者は、エリアごとの稼働率や在席時間の分析結果データをもとに、働きやすいファシリティレイアウトの変更や床面積の最適化、サテライトオフィスの設置場所検討に活用することができる。

 ・「ペーパーレス会議システム」の概要

 会議の主催者は、クラウド上や企業内のファイルサーバに格納した会議資料を、会議室内のネットワークにあるアクセスポイント内蔵のエッジコンピュータへ展開し、充電機能を備えたキャビネットに収納された電子ペーパー端末に配信する。会議終了後は、各自が書き込みをした資料データをエッジコンピュータへ回収しクラウド上や企業内のファイルサーバへ保管する。

 これにより、紙資料を利用する会議運営の手間を大幅に削減でき、会議の効率化を実現する。また、紙からの機密情報の漏えいやネットワークでの運用によるトラブルを回避することができる。

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