SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

PwC、新型コロナに対する企業の懸念や課題、対策についての第2回調査結果を発表

 PwCグローバルネットワークは、5月19日、新型コロナウイルス感染症に対する企業の懸念や課題、対策についての2回目の調査結果を発表した。本調査は、日本を含む世界24の国と地域のCFO871名を対象に実施されたもの。

 調査結果によれば、グローバル全体では、ほとんどの企業が新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの短期的な対応フェーズから脱却してきており、今後の「ニューノーマル」における事業運営のための準備を検討している。

 新型コロナウイルス感染症のビジネスへの重大な影響を懸念していると回答したCFOは、グローバルでは70%と、前回調査とほぼ同じだった。ところが日本の場合は、93%と前回より深刻さを増した。

 業務再開にあたって、日本のCFOは、オートメーション化と新しい働き方の推進(71%)や、職場の安全対策や要件の変更(50%)、リモートワークを恒久的な働き方の選択肢として導入(50%)を、おもな施策として挙げている。

 一方、グローバル全体では、一定距離を保ちつつ業務を行うための職場環境の見直し(55%)や感染拡大のためのシフト変更や交代勤務制度(44%)という回答が多かった。

 サプライチェーン戦略では、日本のCFOの57%がサプライヤーの財務およびオペレーションの健全性の把握、50%が代替調達オプションの開拓、同じく50%が製品の組立/サービスの提供場所の多様化を検討すると回答している。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が終息し、通常の業務に戻る時期としては、日本のCFOの57%が3か月~6か月以内と予想しているが、グローバルでは49%のCFOが3か月以内に通常の業務に戻れると回答した。

 日本のCFOの93%は、新型コロナウイルス感染症が自社の事業活動に与える影響を強く懸念しており、86%が2020年の収益や利益の減少を予想している。

 日本のCFOからは、新型コロナウイルス感染症への対応策として、R&Dやデジタルトランスフォーメーション、サイバーセキュリティへの支出を削減するという回答はゼロで、M&A戦略については「現時点では評価が難しい」(50%)、「変更はない」(36%)という回答が前回調査より微増した。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/12972 2020/05/20 17:38

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング