SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

明治安田生命、ヴイエムウェアの製品とコンサルティングでプライベートクラウド基盤を構築

 明治安田生命は、従来利用していた仮想基盤では、仮想化の統合率が十分ではない、トラブルシューティングに時間がかかるなどの課題を抱えていたため、ヴイエムウェアのコンサルティングサービスと「VMware vCloud Suite」を採用し、SDDC(Software-Defined Data Center)の最新アーキテクチャに基づいたプライベートクラウド「MYクラウド」を構築したという。

 コンサルティングサービスは、明治安田生命およびIT子会社である明治安田システム・テクノロジーと協業して進めた。従来の仮想基盤の評価と期待値の試算に基づく方針の策定、クラウドによるビジネスインパクトの分析、変革を進める上でのポリシーの定義を実施した上で、具体的なアクションプランを策定した。

 そのプランに基づき、クラウド基盤構築に必要なテクノロジとして「VMware vCloud Suite」を活用し、クラウド基盤の最適なリソース活用だけでなく、トラブルシューティングの簡素化、ITサービス提供の迅速化を実現していくとしている。

 明治安田生命は、プライベートクラウド基盤構築の第1フェーズである基幹システムの移行をすでに完了し、第2フェーズでは、その他のシステム、明治安田生命グループ関連会社の各システムを2018年3月までの4年間で順次移行する予定だという。また、クラウド基盤にVMwareのネットワーク仮想化プラットフォームである「VMware NSX」を融合し、自動化の促進によるビジネスの俊敏性向上も検討中だという。

 明治安田生命は、今回のシステム導入により、サーバ仮想化比率を57%から67%に向上、統合率を150%へ向上させることにより、年間の設備投資コストを3分の1に削減するという。また、2014年度中に23システム、785台のサーバを「MYクラウド」に仮想化集約し、2017年度までに、さらに350サーバを集約していくことなどにより、5年間でTCOを約60%削減する効果を見込んでいるという。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/6291 2014/10/29 12:13

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング