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パナソニックグループ、社内クラウドデータベース基盤としてOCIを採用 インフラコストを約50%低減

 日本オラクルは、パナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)が、パナソニックグループ各社で利用する社内システムのクラウドデータベース基盤として「Oracle Cloud Infrastructure」(以下、OCI)を採用したと発表した。

 パナソニックISでは、パブリッククラウドを適材適所で最大限活用する「PXベストハイブリッドプラットフォーム」の構築に取り組んでいる。データベース基盤を利用する各システムのうち、クラウド移行によって高いコスト低減が期待できるものを優先的にOCIへ移行しているという。

 同社は、2011年頃からオンプレミス環境の「Oracle Exadata」の導入を開始。現在は17台で、2,000以上のデータベースをマルチテナント・アーキテクチャで集約し、78,000以上のアプリケーション・スキーマを運用しているという。「Oracle Exadata Database Service」での基盤の構築とシステム移行を2023年2月から進め、データベース基盤はOCI、アプリケーションは必要に応じて他のクラウドとのマルチクラウド構成、システム要件によっては遠隔地でのレプリケーション構成を選択するなど、移行の構成をシステムごとに設定しながら検討を進めているとしている。

 2024年2月に移行完了した大規模販売統計分析システムを含め、これまでに約30のシステムの移行が完了。これらのシステム移行により、オンプレミス環境と比較して約50%のデータベースインフラコスト低減を実現しているという。

 パナソニックISは今後、今回のグループ各社向けのExadata運用で培ったノウハウを活かし、Oracle Exadata Database Serviceへの移行を検討中のパナソニックグループ外の企業も対象にサービス提供を図っていくとしている。

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