日本オラクルは、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management (EPM)」の新しいソリューション「Oracle Cloud EPM for Sustainability」を発表した。
Oracle Cloud EPM for Sustainabilityは、サステナビリティへの取り組みを効率的に測定、管理できるよう支援するもの。組織全体のデータ、計画、目標を結び付け、成果を最適化するために複数のシナリオをモデル化することで、経営層はサステナビリティに対する目標を達成するのに必要なインサイトを得ることができるという。同ソリューションは、以下のことを可能にするとしている。
- データの収集・接続・変換:直接接続とファイル・ベースのアップロードにより、企業は異なるデータ・ソースを統合して、International Financial Reporting(FRS)やGlobal Reporting Initiative(GRI)の基準を満たすことが可能。組み込みのプロセス管理ツールにより、エラーの特定と不一致の調整も可能
- シナリオのモデル化:組み込みのシナリオ・モデリング機能により、組織はシナリオを無制限に同時実行して、最適な方向性を決定できる
- AIを活用したインサイトの取得:組み込みのパターン認識機能は、異常や差異に関する自動アラートを提供。フィルタリング、ソート、可視化のためのセルフサービス機能により、ユーザーはセキュアな方法でデータを掘り下げることが可能
- 計画の作成:プレディクティブ・プランニングは、組織が将来の業績を予測し、検証することを可能にする。組み込みのAIと機械学習により、ビジネスリーダーは継続的に計画を改善できる
- 目標達成のための行動とその報告:ナラティブ・レポーティング機能により、ビジネスリーダーは関連するレポーティング基準にデータを準拠させることができる。また、主要な利害関係者と共有するための、文脈に沿った詳細なレポートを作成可能
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