今回の特集テーマは「デジタル変革に待ったなし、地銀の生存競争──2025年の崖を回避するためのトリガーは」。我々はついに、その“2025年”を迎えました。日本中が、レガシーシステムからの脱却や、デジタルを活用した業務改革、ビジネスモデルの転換、そして新たな時代を生き抜くための人材育成と組織変革に追われています。
今回は、その中でも“地方銀行”に焦点を当てました。人口減少や少子高齢化が進み、このままでは産業や経済の維持が困難になると言われる中で、金融機関が先陣を切ってデジタル変革に乗り出し、地域の人々や産業を支える、リードする存在になろうとしています。今後、日本中が直面する社会課題といち早く向き合い、解決の先頭に立っているのが地方銀行なのです。
地域のDXを支援するためには、まず自分たちがDXを推進し、新たなテクノロジーの活用やカルチャーの浸透、さらにはデジタル人材育成やビジネスモデル変革を体現しなければなりません。今回は、そうした取り組みに早期から着手し、成果を創出している北國銀行と静岡銀行のDX推進リーダーに話を伺いました。
また、生成AIやデータ利活用などのテクノロジートレンドは、地方銀行活性化の切り札として活かせるのか。業界全体のAI・データ活用推進に取り組む、金融データ活用推進協会の代表理事にもお話しいただきました。
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【特集】デジタル変革に待ったなし、地銀の生存競争──2025年の崖を回避するためのトリガーは

目次
■「生成AI」「データ利活用」は地銀再浮上の切り札となり得るのか? FDUA代表理事 岡田拓郎氏に訊く
デジタル変革のチャンス、逃さないための視点
■なぜ北國銀行は“DXの優等生”として走り続けられるのか、原点はアウトソーシング一辺倒への危機感
早期の「システム部門改革」が功を奏す
■業務プロセスだけでなくビジネスモデルまでゼロベースで見直す静岡銀行、“DX先進金融機関”の理由を探る
既に生成AI活用も、新しいことへの挑戦は「早ければ早いほど良い」
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