日本オラクルは、クボタが、タイ、ベトナム、フィリピンにおける水環境事業の成長を加速するため、「Oracle NetSuite」(以下、NetSuite)を導入したと発表した。
クボタは、食料・水・環境の分野において、世界120以上の国や地域で研究・生産された製品やソリューションを提供している企業。東南アジア3ヵ国の水環境事業を推進するうえで、従来、表計算ソフトや紙で情報が分散管理されており、ヒューマンエラーが発生するリスクがあったという。また、内部統制の強化に加え、重複業務の効率化が求められていたとしている。損益やプロジェクトの実績に関する情報をリアルタイムに把握することが難しく、経営判断の迅速化に課題があったという。これらの課題を解決するため、コストを抑えて短期間で導入できるNetSuiteを選択したとのことだ。
NetSuiteの導入により、各国拠点に共通の業務基盤を整備しながら、会計、調達、在庫、販売、プロジェクト管理のプロセスを見える化し、内部統制を強化するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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