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トレンドマイクロが「Trend Vision One」の拡張を発表、XDR機能をOT環境に拡張など

 トレンドマイクロは、統合サイバーセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」を拡張することを発表した。

 これにより、法人組織が、IT環境に加えOT環境を含めた広範囲にわたるサイバー攻撃を迅速に把握し、適切に対処することを支援するという。主な拡張は以下の3点。

1. XDR(Extended Detection and Response)機能をOT環境に拡張

 Trend Vision Oneでは、エンドポイント、サーバ、クラウド、メール、ネットワークを保護する各セキュリティ製品がセンサーとなり、脅威や侵入の痕跡を相関分析することで、サイバー攻撃の全体像と対処が必要な対象を可視化。サイバー攻撃に対応するXDR (Extended Detection and Response)機能を提供している。

 アタックサーフェス(攻撃対象領域)がOT環境にも広がっていることから、同プラットフォームのXDR機能をOT環境に拡張。拡張は7月以降に順次行い、IT・OT、5Gを含めたCT(Communication Technology)などクロスレイヤの保護を実現するという。

統合サイバーセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」の構成要素<br/>[画像クリックで拡大表示]
統合サイバーセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」の構成要素
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2. AI技術(Trend Vision One Companion)の搭載

 SOC(Security Operation Center)担当者を支援し、セキュリティオペレーションの生産性と効率を向上するため、生成系AI「Trend Vision One Companion」を7月に搭載する。また、AIツールの可視化とモニタリング機能を実装予定。同機能を活用することで、ChatGPTをはじめとした生成系AIを提供するサービスの利用を検知・制御できるとしている。

Trend Vision Oneダッシュボードでの生成系AI提供サービスの検知・制御<br/>[画像クリックで拡大表示]
Trend Vision Oneダッシュボードでの生成系AI提供サービスの検知・制御
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3. アタックサーフェスリスクマネジメント機能の提供

 法人組織のITインフラの環境変化にともない、サイバー攻撃者はこれまで攻撃の主流であったメールやWebサーバをはじめとした公開サーバを経由した侵入方法に加えて、VPN機器の脆弱性やRDP(リモートデスクトッププロトコル)接続、クラウドの侵害、サプライチェーン攻撃など、攻撃経路を多様化しているとのこと。同プラットフォームでは、アタックサーフェス(攻撃対象領域)を可視化し、リスク管理を行う機能「アタックサーフェスリスクマネジメント」を8月より提供するという。

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