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IBM、BI基盤の最新版「IBM Cognos Business Intelligence V10.2.1」を発表

主要なHadoop基盤との連携を可能にしビッグデータ活用を強化

「IBM Cognos Business Intelligence V10.2.1」は、分析対象データの量および種類の爆発的な増加や、多様化する分析結果の表示・表現のニーズへの対応の強化、そして処理のさらなる迅速化のためのパフォーマンスの強化など、新たな機能の追加や拡張を実施したという。

ビッグデータの活用においては、Hadoop上にある多様で膨大なデータ、ならびにストリーム・コンピューティングによるリアルタイム・データとの連携を実現したという。IBMのHadoop基盤を構築するソフトウェア製品「IBM InfoSphere BigInsights」、ならびにCloudera、Houstonworks、Amazon Elastic MapReduceなど、主要なHadoop基盤との連携が可能になったという。

より多角的かつ視覚的な表示・表現の機能においては、ユーザーの多様化する要望を実現する機能「RAVE(Rapidly Adaptive Visualization Engine)」を実装。RAVEは、IBMのもつ先進的な視覚化におけるテクノロジーの知見や経験を集結したエンジンであり、ビッグデータを可視化し、より視覚的に表現することができるとしている。

また、VizJSON(visualization JavaScript Object Notation)に対応しており、あらかじめ登録されているグラフ表記に加え、ユーザーによる新規のグラフやグラフ属性の柔軟な追加やカスタマイズが可能だという。業界別など、さまざまなニーズに特化した表現や、Webとモバイルで差異のないインターフェースを可能にするなど、場所や場面を選ばずに新たな洞察を提供でき、ビジネスの迅速な意思決定を支援するとしている。

パフォーマンスの向上においては、インメモリーDB上のデータをBI分析のために呼び出し構成するための機能「Dynamic Cube」を拡張し、メモリー使用効率の最適化などによる処理の高速化を実現しているという。

特に、IBMのハイブリッド・データベース基盤ソフトウェア「IBM DB2」の最新版(V10.5)が搭載する高速データ分析処理機能「BLU アクセラレーター」との連携により、従来のDB2(V10.1)との連携に比べ、分析のためのデータの読み込み速度は18倍、クリックしてから結果を表示するまでの応答時間は14倍高速化したという。

また、オフラインでも利用できるレポート機能「Activeレポート」の構造や圧縮技術を改良。これにより、従来の10倍のデータを用いたレポートの作成が可能になり、また、モバイル端末から読み込むレポートの表示速度の向上を実現しているという。

なお、ライセンス使用料金は15,263,535円(100名のWeb/モバイルレポート参照ユーザー、税込)で、6月12日から提供を開始する。

■「IBM Cognos Business Intelligence V10.2.1」の詳細
http://ibm.com/software/jp/analytics/cognos/cognos10/

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