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DTC、バックオフィス業務を自動化するロボティック・プロセス・オートメーション導入サービスを本格展開

 RPAとは、工場でロボットが組立やパッケージングをするように、例えば人事、経理財務、調達、営業事務などの業務領域で、ヒトによる処理行動と全く同様に各種アプリケーションを操作することができるソフトウェアのことで、いわばソフトウェアを動かすソフトウェアだという。

 短期間、低コストで導入できる点が最大の特徴で、大規模なシステム導入やプログラムの修正・変更を必要とせず、既に企業で使われているERPやメールソフト、表計算ソフトなどをそのままに、従来手作業によって行っていた入力やデータ連携の多くを自動化する。

 従来、 定型業務については海外移転(オフショア)におけるシェアードサービスセンター(SSC)導入などにより、コスト削減が図られてきたが、 RPAではそれ以上のコスト削減が期待され、その効果は運用コストだけで20%以上にのぼると試算されている。

 また、ロボット化(ロボティクス)ならではの「品質の安定性」「処理の正確性」「フロー変更などへの対応の柔軟性」「マルチファンクション」「24時間対応」といった特徴から、コスト面以外の導入効果も認められるという。

 サービス展開に先立って、DTCではバックオフィスの一部業務で導入・実証し、短期間に担当者の業務工数削減の効果を得た。現在も適用範囲の拡大を行っており、より効果的な活用で導入効果を更に高めていくほか、今回の実証結果とデロイトグローバルでの広範な導入事例を基に、顧客へのサービス提供を本格化させるという。

 なお、DTCでは、自社のバックオフィスにおいて行っているプロジェクト案件の受注~契約管理業務にRPAを導入した。業務はルールに基づいて繰り返すもので、5つの業務プロセスをロボットで完全に代替した。基幹システムなどの改修を伴うことなく、8週間で導入が完了し、周辺の業務プロセスの削減効果と合わせると、全体の2割超のコスト削減に効果があると評価されているという。

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