アシュアードが運営するセキュリティ評価プラットフォーム「Assured(アシュアード)」は、小田急電鉄の活用事例を公開した。
小田急電鉄は、2023年に「DX認定事業者」に認定され、鉄道・不動産をはじめとする既存事業のクラウド化やIoT化の推進、デジタル人材の育成など、全社的にDXに取り組んでいるという。クラウドシフトによる業務生産性の向上、事業進化などが推進されていく中で、スピードを落とさず、セキュリティの担保を実現するため、Assuredを活用したセキュリティ評価を行っているとのことだ。
導入の目的
- グループ会社全体のセキュリティガバナンス強化
- クラウドサービス導入におけるセキュリティ評価業務の効率化、評価時間の短縮
- 安定的かつ質の高い評価業務の属人化解消
課題
- Excelによるセキュリティチェックシートの運用を行っているが、評価に時間を要するため、導入している全サービスの評価を行うことが困難
- クラウドサービス利用ニーズの拡大にともなう導入数増加の一方で、セキュリティ評価業務を行う専門人材の不足、属人的対応に対する不安
- セキュリティ評価に専門知識が求められるため、現場の確認内容のダブルチェックや内容差し戻しなどが頻発
導入の効果
- Assuredを導入することで評価作業を外注でき、全体の約80%の業務工数削減を実現。サービスの利用時に申請を受け、評価するという新たなスキームの構築に踏み切れたという
- サービス導入の意思決定においてAssuredの評点という客観的指標を用いることで、セキュリティ評価の脱属人化につながったとしている
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