「セキュア・ハイブリッド/マルチクラウドインテグレーション」は、セキュアかつハイブリッド/マルチククラウド環境としてのインフラ提供と、ユーザーニーズに応じたインテグレーションの実現をコンセプトとし、セキュアなインフラ基盤上でデータを一元管理し、さまざまなインテリジェンスな機能用途等に合わせてハイパースケールクラウドを選択・活用することで、コンピュート機能とデータを切り離し、ユーザーに拡張性と安全性に優れたクラウド利用環境とインテグレーション提供するものだという。
「セキュア・ハイブリッド/マルチクラウドインテグレーション」は、NTTスマートコネクトの「スマートストレージ」および「クラウド クロス コネクト」、ネットアップの「NetApp Private Strage for Cloud」によって構成され、テクノプロのインテグレーションを組み合わせ、3社が保有する国内チャネルによって全国に展開する。
「スマートストレージ」は、高速処理を実現する「ハイスピードプラン」と、ユーザーがストレージ機器を専有できる「プライベートプラン」が選択可能となっており、ハイパースケールクラウドのコンピュートと、“すぐそば”にある「スマートストレージ」上のデータを切り離し安全に管理できる。
閉域マルチクラウド接続サービス「クラウド クロス コネクト」はNTTスマートコネクトのハウジングサービス・クラウドサービスや主要なメガクラウド事業者が提供するクラウドサービスとユーザーのネットワークを接続するサービスとなっている。
また、「NetApp Private Strage for Cloud」は、さまざまなクラウドサービスに対して利用でき、データの透過的な利用とコントロールを可能にするソリューションとなっている。

ハイパースケールクラウドの柔軟でコスト削減効果の高いコンピューティングリソースに加えパフォーマンス、可用性、制御性に優れる専用のエンタープライズストレージを併用したソリューションをテクノプロのインテグレーションによってそれぞれのニーズに合わせて構築するため、ユーザーにとってより最適なクラウド環境の提供が可能になるという。
さらに、ユーザーが自社のネットワークを接続するだけで、インターネットを介さずハイパースケールクラウドサービスを利用できるため、セキュアな環境を実現するだけではなく、今後のエンタープライズ領域の基幹システムのクラウド移行、BCP対策、DXビジネス(AI連携)、IoT等、幅広い分野での活用を想定し、拡張性・安全性の高いクラウド運用が可能になるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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