翔泳社は、6月1日、ソフトウェア開発者向け専門メディア「CodeZine(コードジン)」が開設から15周年を迎えたのを機にリニューアルを実施した。リニューアル内容は、コンセプトのアップデート、サブメディア「ProductZine(プロダクトジン)」の開設、ロゴデザインの刷新となる。なお、編集長には同日付で近藤佑子氏が就任する。


「CodeZine」は、2005年6月に正式オープンした、同社ではもっとも歴史の長いWebメディア。今回のリニューアルでは、これまでのコンセプトである「開発者のための実装系Webマガジン」を「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」にアップデートする。ソフトウェア開発者に役立つ情報だけでなく、読者自身のスキルアップと現場での課題解決に貢献できるような情報を届けるメディアを目指す。
また、新コーナーとして同社が運営するソフトウェア開発者向けカンファレンス「Developers summit」「Developers Boost」の関連情報やセッションレポートをまとめた「Developers Online」を開設するほか、サブメディアとして現役のプロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す人など、プロダクト開発に関わるすべての人に向けた「ProductZine」をオープンした。

そのほか、ロゴデザインの刷新、サイトのカラーリング変更を行うとともに、「Developers summit」「Developers Boost」「Developers Online」「ProductZine」「CodeZine Academy」、および書籍「CodeZine Books」のロゴデザインも、「CodeZine」の新ロゴにあわせて制作・リニューアルしている。
「CodeZine」の新ロゴでは、「Developers summit」がデベロッパーとしての頂点を目指して高め合う“山”のような存在であるなら、「CodeZine」はデベロッパーを取り巻く不確実性の高い環境を“海”であり、その海を進んでいくデベロッパーのガイドでありたい、との想いから新シンボルとしてコンパスのマークを採用した。
なお、前編集長である斉木崇氏は、6月1日からメディア1編集統括兼「EdTechZine」および「ProductZine」の編集長に就任している。