米Citrixは、「Back-to-Office(バック・トゥ・オフィス)」を、6月22日(現地時間)に発表した。同製品により、顧客やパートナー企業の従業員がオフィス勤務に安全に復帰でき、従業員体験とウェルビーイング(幸福)の向上を高めるとともに、新たな働き方を効率よく習得できるようになる。
「Back-to-Office」は、Citrix Workspaceを基盤として構築されており、オフィス環境での安全と健康に配慮しながら、従業員による最高の成果を得られる。オフィス復帰のための新しいマイクロアプリケーションの機能をワークスペース内で活用することによって、人事、法務、設備、ITなどの部署を再開するために必要な、以下のような作業を実施できる。
・従業員が復帰可能かどうかの調査
・どのデスクを使うか、チームや顧客とのミーティングをどのように行うかなど、従業員が職場に復帰するにあたって最も重要となる状況の特定と管理
・安全確保のためのプロトコルの実施
・健康状態のスクリーニングと申告
・ソーシャルディスタンスを確保するための人数管理
・ロケーションマッピングと接触追跡
・コミュニケーション戦略の立案
そのほか同社は、企業がテンプレートとベストプラクティス、およびテクノロジーのデモを確認できる「オフィス復帰リソースセンター」を開設している。
なお、これらのサービスの日本国内での提供は未定。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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