日立製作所は、7月7日、2019年国内クライアント仮想化ソリューション(オンプレミス)市場におけるベンダー別売上額で1位を獲得し、リーディングベンダーに位置づけられたと発表した。今回の1位獲得は、IDC Japanが発行した調査レポート「国内クライアント仮想化市場シェア、2019年:ゼロトラストモデルへの融合」におけるものとなる。

同レポートにおいて、日立製作所は「オンプレミスからDaaSまで、幅広い製品/サービスを取り揃えている点が強みである。その背景には柔軟な組織体制と豊富な人的資源があるとみている。日立グループは、グループ内で13万ユーザーがクライアント仮想化を利用する国内最大規模ユーザーでもあり、その運用ノウハウなどを拡販へ結び付けることが狙いである。自社で働き方改革にも取り組んでおり、そのノウハウも展開し、顧客へ提案する施策をとっている」と評価されている。
今回、同レポートで1位を獲得したクライアント仮想化ソリューションは、オンプレミスで売り切り型の「かんたんVDIモデル」と、月額課金サービスの「かんたんPrivate DaaS」、パブリッククラウド型DaaSの3種類から選択できる。また、オンプレミスとパブリッククラウドを組み合わせた「ハイブリッド型VDIソリューション」も提供する。
そのほか、新型コロナウイルス感染症にともなう中小企業のテレワーク環境の容易な立ち上げを支援する「かんたんPrivate DaaS支援パック」を、4月より提供している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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