スタディストは、北海道石狩市が市役所における業務の手順書作成・共有を通じた生産性向上のため、2020年7月にTeachme Bizを導入したことを発表した。
2020年8月に基幹システムの入れ替えが行われ、職員に広く使い方を周知する必要があったため、手順書を簡単に作成・共有できるTeachme Bizを導入したという。
石狩市は2021年以降、申請書類の記入例等もTeachme Bizで作成、市民向けに配信することで、ペーパーレスおよび行政サービスにおける利便性の向上につなげていくことを計画している。
石狩市におけるTeachme Bizの活用方法
- 新基幹システムの利用手順書
2020年8月に市役所の基幹システムの入れ替えを実施し、新システムの使い方を職員に広く周知するため、Teachme Bizで手順書を作成、共有している。
- 部署ごとの業務手順書
毎年100人以上の職員が部署を異動しているが、業務によっては手順書がない、手順書があってもフォーマットにばらつきがあるなど、引き継ぎや知識共有に課題を抱えていた。Teachme Bizで簡単に手順書を作成できるようになることで、円滑な知識共有および生産性の向上を目指す。
- 市民向けの手順書
2021年以降は、紙の記入例とあわせてTeachme Bizでも手順書を作成し、スマートフォンを所有する市民はQRコードから手順書にアクセスできるようにする。