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特定クラウドに依存しないDB管理が可能に Nutanixが「Nutanix Era 2.0」を発表

 Nutanixは10月07日、特定のクラウドに依存しない、マルチデータベース管理ソリューション「Nutanix Era 2.0」の提供開始を発表した。

 Nutanix Eraは、データベースのプロビジョニングやライフサイクル管理にシンプルさをもたらすことで、インビジブルな(意識する必要のない)運用を可能にし、IT部門がDBaaS(データベース・アズ・ア・サービス)を提供できるという。また、PostgresやSAP HANAに加えて、Oracle、Microsoft SQLサーバー、MySQL、MariaDBをサポートするマルチデータベースソリューションだとしている。

発表の主な内容は以下の通り

分散型クラスターとクラウドを横断した、データベース管理の簡素化

 Nutanix Era 2.0は、複数のクラウド環境を横断したデータベースのプロビジョニングと管理が可能となることで、それぞれのデータベースに適したクラウドが柔軟に選択でき、俊敏性とコストの最小化を実現。さらに、複数の分散型クラスターとデータベースを横断したシンプルな運用が可能なため、1クリックでプロビジョニング、クローニング、パッチ適用を行え、拡張性が向上しているという。

SAP HANA環境の大規模なサポート

 SAP HANA向けにNutanix Eraの機能が拡張されたことを発表。これにより、顧客企業のSAP HANA環境では、1クリックでの管理が可能になるとしている。

Nutanix上でのPostgreSQLを24時間365日サポート

 Postgresのサポートを24時間365日体制に拡張することを発表した。インフラプラットフォームやNutanix Eraの管理サービスに加えて、NutanixチームがPostgresのデータベースエンジンの包括的なサポートを提供するという。

HCL TechnologiesとのフルマネージドDBaaSソリューションの提供

 HCLと提携し、Nutanix Era 2.0を搭載した共同ソリューションを開発。HCLとNutanixの共同ソリューションであるDBaaSサービス「SKALE DB」により、企業のデータの最新化を支援するとしている。

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